「街の灯」より久々の転載。
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【米たばこ訴訟】フィリップ・モリスに3630億円の賠償命令(2001年06月07日(木)13時19分53秒)

　ガン患者が、ガンになったのは喫煙による健康へのリスクを警告しなかったタバコ会社の責任として、
フィリップ・モリス社を相手に損害賠償を求めた訴訟で、6/6、米ロサンゼルスの上級裁判所の陪審は、
同社に約３６３０億円強の支払いを命じる評決を下したようです。
　原告のガン患者(56)は、13歳から「マルボロ」を吸い始め、たばこの危険性を知る（50歳前後）まで、毎日少なくとも２箱吸い続けていたらしく、
麻薬やアルコールはやめたが、何度か試みた禁煙は、たばこ会社の宣伝による誘惑などで続かなかったなどと主張。
　これ対し、同社は喫煙が男性の病状の原因となったことは否定しませんでしたが、
男性が、喫煙が健康の害になる旨の警告・情報を無視し、喫煙を続けていたと反論していたモノで、
今回、裁判所は、同社の過失責任を認め、通常の賠償金・約６億円＋懲罰的賠償金・約３６３０億円などの支払いを命じたようです。
　なお、同社は当然のように控訴の意向を示したようです。
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