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つぶあんモノローグ


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00/03/24 (金) 強風に注意

☆ 11111 ☆

 今朝車に乗り込んだとき、オドメーターが11,107kmになっていた。
 やったー!もうすぐ1並びだ!と思いながら家を出た。

 次にメーターを見たときには、11,117kmになっていた。
 どうやら、しばらく気を失ったまま運転していたようだ。
 エイリアンに誘拐されていたのかもしれない・・・。

 ま、いいか。つい最近1並びの数字は見たばっかりだし。昨日のスコアカードで。

00/03/24 (金) 地球の裏側

☆ カリオカvsパウリスタ ☆

  1986年8月のある昼下がり、おいらは半地下になっている一階の真ん中にあ
 るプレイング・ルームで、ソファーベッドに寝転がって、CBSのF1中継を見て
 いた。レースをリードするのはCAMELイエローのロータス98T/ルノー。だ
 がその背後から猛烈に追い上げてくるマシンがあった・・・。

  日本でF1中継が始まるのは、その翌年からだった。その時おいらは、アメリカ
 のベーリングハム(シアトルとバンクーバーの中間くらいにある)という街にホー
 ムステイしていたので、たまたま見ることが出来たのだった。

  やがて後方から追い上げてきたネルソン・ピケのウイリアムズFW11/ホンダ
 が、ロータスの背後につけてきた。逃げているのは、アイルトン・セナだ。

  最終コーナーを立ち上がってピケがセナのスリップにつく。そして1コーナーの
 進入でイン側にマシンをねじ込んだ。ピケがトップに立ったと思った次の刹那、オ
 ーバースピードでアウト側に膨らんでしまったピケをクロスラインでセナが抜き返
 し、首位を死守した。

  だが、マシンのスピード差は明らかで、セナは苦しそうだ。数周後、再びピケが
 勝負に出た。スリップにつくピケ。左右に車を振って、フェイントをかける。セナ
 は1コーナーに向けてインを締めつつブレーキング。その瞬間ピケは、レートブレ
 ーキングでアウト側から強引にセナの前に飛び込んだ!

  それは、誰の目にも明らかなオーバースピードだった。また、さっきのシーンの
 繰り返しになると思われた。案の定、ステアリングを切り込んだと同時に、ピケの
 マシンのテールがスライドした。すかさずカウンターを当てるピケ。ほとんどフル
 ロックに近いカウンターを当てたまま、ピケはドリフトに入る。まるでセナの行く
 手を塞ぐかのようにマシンを横に向け、それでもインを開けることなく、そのまま
 のドリフトアングルを保って見事にコーナーを回りきってしまった・・・。

  レースを制したのはピケだった。それにしても、F1であんなド派手なドリフト
 を演じて見せたのは、後にも先にも彼だけである。そして、ハンガロリンクサーキッ
 トの1コーナーで、アウト側からパッシングをしたのも彼だけである。土屋圭市が
 GT−Rでデモンストレーションしているかのようなあのドリフトは、強烈におい
 らの脳裏に焼き付いて離れなかった。

  翌年3度目のワールドチャンピオンとなったピケだが、その後はセナの後塵を拝
 することが多くなってしまった。絶対的なスピードでは、セナに分があったかもし
 れない。だが同胞故に、そして、ピケがカリオカ、セナがパウリスタであったが故
 になのか、セナに対し過剰とも言えるライバル意識(というより敵対心)を持って
 いたピケの意地が、あの時、常識的には不可能とも思える走りを可能にしたのかも
 しれない。

 
 今日から始まるブラジルGPで、バリチェロ、ディニス、ゾンタの3人の現役ブラ
 ジリアンドライバーはピケやセナの様な記憶に残る走りを見せてくれるだろうか?

00/03/23 (木) 晴れのち曇りのち雨

☆ 出直します ☆

 今年の初ラウンドをした。冬の間はさほど練習していなかったのだが、まあ何と
 かなるだろうと思ってコースに出た。が、どうにもならなかった。

 スタートホールでは、アイアンショットがどれもゴロゴロ転がっていた。
 パッティングしたら、ショートして全然届かない・・・。

 ドライバーだけは当たってたけれど、ショートアイアン、アプローチ、パットは
 メタメタだった。自分でも笑っちゃうくらい、下手くそになっていた。パーを2
 つ取るのがやっとこさだった。

 5ヶ月ぶりのラウンドだからっていっても、あまりにもひどい!

 心を入れ替えて練習しなくては・・・。初心に戻って出直します。
 

00/03/20 (月) ほぼ快晴

☆ ドットコム・ガイかく語りき ☆

  人はインターネットだけで生きていけるかを自ら実験台となって実践している、
 ドットコム・ガイがテレビの取材に答えて

「靴だけはインターネットで買うのは難しいんだ。やっぱり履いてみないとね」

 え? おいらはもう3足も買ってるんだけど・・・。アメリカの靴屋は返品とか交
 換を受け付けてくれないのかな?

00/03/19 (日) こちらは快晴

☆ オーストラリアン恐るべし ☆

  2月初旬に記録的な大雨と大洪水で、大きな被害を被った南アフリカで、今シー
 ズンのWGPが開幕した。

  M・ドゥーハンが引退してしまった今シーズンは、新たな時代の幕開けといって
 も良い。その開幕戦を制したのは、ドゥーハンと同じくオーストラリアからやって
 来た男だった。

  正直な話、最近のGP500は見ていてつまらないレースになることが多かった。
 かつてのロバーツvsスペンサー、ローソンvsガードナー、レイニーvsシュワ
 ンツといった時代を知る者にとっては、近年のGP500における、ドゥーハンと
 その他大勢といった構図は、何か物足りなかった。順当にいけばドゥーハンが勝っ
 て当然で、真っ向勝負を挑んでドゥーハンに競り勝つというのは、極めて限られた
 条件においてしか起こり得なかった。

  ライバル不在に加え、500ccマシンの変化もレースを様変わりさせてしまっ
 た。90年代初頭までの500ccマシンは、エンジンパワーがシャシー性能を上
 回っていた文字通りのモンスターで、極めて限られた人間にしか扱えない代物だっ
 た。暴れ回るマシンをねじ伏せ、自在に振り回すためには、高度なスライドコント
 ロールの技術が不可欠で、それ故、小排気量のクラスからステップアップして来た
 ライダー達は乗り換えに苦労していた。250と500では、まったく違った乗り
 方が要求されたのである。250の様にワイドラインでスムーズに向きを変えて高
 いコーナリングスピードを維持するという乗り方は、500には通用しなかった。

  乱暴にいってしまえば、250はグリップ走法、500はドリフト走法といって
 も良い。コーナーへ鋭角的に進入し、ハードブレーキング、クリッピングで一気に
 向きを変えた後、フルパワーで立ち上がりマシンの方向はアクセルワークでスライ
 ドコントロールするのである。大きくて重い500のマシンは、コーナリングスピ
 ードを殺してでも立ち上がり加速重視にしなければ、タイムが出なかったのだ。

  だが、あまりにも上がりすぎたパワーは、非常にコントロールの幅の狭い乗りず
 らいマシンを生んでしまった。トップレベルのライダーにさえ手に余るようになっ
 ていたのである。そこで、各メーカーはピークパワーを削っても、コントロールし
 易いマシンを作り始めた。エンジンだけでなく、シャシーの特性もより穏やかな方
 向へと変化した。そういったマシンの変化が、250的な乗り方を許容するように
 なり、ステップアッパー達がすぐにトップグループを走れる状況を作り出した。
 そして、派手なドリフト走法は陰を潜め、深いバンク角と高いコーナリングスピー
 ドの維持という走りが500でも主流となったのである。原田、岡田、クリビーレ
 といったあたりのライダーは基本的に250の延長線上で乗っている。

  ところが、そのいなくなってしまったはずのドリフト野郎(笑)が出現した。
 ギャリー・マッコイ、27歳。彼の走りは、かつてのレイニーやシュワンツを彷彿
 とさせるド派手なスライドのオンパレードだった。なにしろ、コーナー進入時のブ
 レーキングから既にマシンが滑っている!もちろん立ち上がりは、大カウンター大
 会である。滑りすぎた場合はウィリーでリアに加重して止めていた。上手い!滑っ
 てはいるが、ちゃんとマシンが前に進んでいる。

  今時、あんな走りは通用しない。タイヤの消耗も激しいし、タイムだってロスす
 る。でも、彼は勝ってしまった。予選後方から怒濤の追い上げを見せて、あれよあ
 れよと言う間にトップに躍り出ると、そのままチェッカーを受けたのである。

  いやあ、面白かった。今年のシーズンの楽しみが出来た。わざわざ南アフリカく
 んだりまで足を運んだ甲斐があったというものだ・・・(^_^;)。

 P.S.勘のいい読者の方は既にお気づきかと思いますが、今週末はマイアミです。

00/03/18 (土) 快晴

☆ おっとビックリ ☆

  aikoのアルバム「桜の木の下」の初回限定特別仕様版が、今インターネット
 上で1万円以上のプレミアがついているらしい。ふーん。買っといて良かった。
 別に売る気はないけど、なんか得した気分になった。

00/03/17 (金) 行方不明

☆ エイリアンの世間話 ☆

 エイリアンA「そういえば、最近この部屋の住人を見ないねぇ。」

 エイリアンB「なんでも、日記帳のネタが無くなって、どっかへ逃げちゃったらしいよ」

 エイリアンC「俺が聞いた話じゃ、南アフリカに行くとか言ってたらしいけど。」

 エイリアンA「最近、ぴよ太郎が復活して人気が高いからねぇ・・・。」

 エイリアンB「馬鹿なこと考えなきゃ良いんだけどねぇ・・・。」

 エイリアンC「いい人だったのにね。残念だこと。」

 エイリアンA「本当に残念だよ。若乃花の引退は・・・。」

 エイリアンB、C

       「・・・ほーら、オチも弱いだろ・・・。」

 
  




 

00/03/16 (木) 本日休刊


 ・・・だから、休みなんだってば・・・。

00/03/15 (水) 12:02:18

☆ 飛ぶなよ・・・ ☆

  昨日の「お見合い結婚」のラストシーンには、けっこう泣かされた。「振り向く
 と涙を流している」という演出は、「池中玄太80キロ」(な、懐かしい!)の時
 代からのお約束ではあるけれど、まんまとはまってしまった。実はおいらは泣き虫
 だったりする。ユースケ・サンタマリアは今、「日本で最も淋しい背中」を演じる
 ことができる役者だと思った。

  でもねぇ・・・CMに入った途端、いきなりスカイダイビングするなよな!

  ドラマの余韻が台無しだー。

00/03/14 (火) 12:20:47

☆ 犯人はどこだ? ☆
 
  街で自動販売機に向かって話しかけている男を見かけた。なんだか一生懸命話し
 込んでいる。たまに笑ったり・・・。

 (もうすぐ春だから、いろんな奴が出てくるよな)

  そう思いながら徐々に近づいていくと、耳にイヤホンが刺さっているのが見えた。

 (ん? 刑事の張り込みか?)

  そばまで近づいて、やっとそれがイヤホンマイクだとわかった。なんのことはな
 い、携帯電話をかけていただけだった。

  紛らわしいことすんな! 気色悪いわ。運転中じゃあるまいし・・・。

00/03/14 (火) 未明

☆ ジャックのパパと白い熊(F1開幕に寄せて) ☆

  1977年10月23日。富士スピードウェイの1コーナーでティレルP34と
 接触して宙を舞ったフェラーリ312T2は何度も地面に叩きつけられ、粉々にな
 りながら観客席(そこは立入禁止区域であったが)目がけて飛んでいこうとしてい
 た。それは数秒後に日本のレース史上最悪の惨事となるクラッシュだった。
 
  エンジンまで引きちぎれるほどの衝撃。だが、ドライバーは何事も無かったかの
 ように無事にマシンから抜け出すと、ピットに向かって走っていった。彼の名はジ
 ル・ヴィルヌーブ。まだ、フェラーリに乗って2戦目の出来事だった。やがて彼が
 伝説となることを、この時まだ誰も知らなかった。フェラーリにリヤウイングをも
 ぎ取られたティレルに乗っていたのは、ロニー・ペテルソン。ブルーのヘルメット
 に描かれた白熊がトレードマークだった。

  1978年9月10日。モンツアで行われたイタリアGPのスタートは、奇妙な
 ものだった。フォーメーションラップを終えてパラボリカを立ち上がってきたマシ
 ンが順にグリッドに着いてゆく。後方のマシンはまだグリッドを目指していて動い
 ている。

  その時、グリーンランプが点灯した。先頭は停止状態からのスタート。そこへあ
 っと言う間に後方のマシンが殺到した。その時1台のマシンが押し出されるように
 フェンスに激突、跳ね返ってきたところにさらに他のマシンが突っ込み、炎上した。
 何人ものドライバーが炎の中に飛び込もうとして、阻まれた。救出は遅々として進
 まなかった。炎の中に白熊が揺らめいていた・・・。

  病院に運ばれたロニーは、次の朝を迎えることなく息を引き取った。その年、セ
 カンドドライバーとしてチームメイトのマリオ・アンドレッティをずっとサポート
 してきたロニー。”サイドウェイ・ロニー”と呼ばれ、誰もがその速さを認めてい
 ながらも、ずっとマシンに恵まれなかった彼にも、翌年はマクラーレンのNo1ド
 ライバーのシートが約束されていた。

  レースを終えて病院に駆けつけたマリオは、やがてロニーの訃報を知らされる。
 きっとやりきれない思いだったに違いない。ロニーの死によって、マリオはワール
 ドチャンピオンに決定したのである・・・。


  その破天荒な振る舞いと想像を絶するアグレッシブなドライビングで、ジルが名
 声を得るにはさほど時間がかからなかった。マシンが彼の走りに付いていけず、リ
 タイアやクラッシュも多かったが、誰もが彼の走りに釘付けだった。中でも197
 9年フランスGPでの、ルネ・アルヌーとのバトルは今でも語りぐさである。1周
 する間、2台のマシンの前後のタイヤの間にずっと相手のタイヤがあったのだ!

  だが、やがてそのアグレッシブさ故に、ジルが本当に伝説の人物となってしまう
 日が訪れた。それは1982年5月8日。ベルギーGP予選で起きた・・・。


  その年、ジルのチームメートはディディエ・ピローニだった。チームの中ではジ
 ルがNo1ドライバーだった。だが、前戦のサンマリノGPでピローニはチームオ
 ーダーに従わず、安心してペースダウンしていたジルを抜いて優勝してしまった。
 約束を破ること。それはジルが最も忌み嫌う事だった。この出来事で、ジルの心に
 ピローニに対する憎悪が燃え上がったことは想像に難くない。

  そして迎えたベルギーGP。ピローニに自分のタイムを抜かれたことを知ったジ
 ルは渾身のアタックへと出ていった。誰にも止められなかった。ピローニだけには
 決して負けたくない。その一心だった。そして、二度と戻ってくることはなかった。

  ゾルダーサーキットの左高速コーナーに差し掛かったとき、ジルの目にスローダ
 ウンしているヨッヘン・マスのマシンが見えた。マスもミラーでジルのアタックを
 確認し、ラインを譲ろうとマシンを右に寄せた。だが、ジルはアウトから抜こうと
 していたのである。

  それはあの富士の悪夢の再現だった。250km以上のスピードで、マスのマシ
 ンにヒットしたジルのフェラーリ126C2は、そのまま飛び越えて縦に回転しな
 がら何度も地面にバウンドし、その先の右コーナーのアウト側キャッチフェンスま
 で飛んでいった。シートごとマシンから投げ出されたジルもフェンスに激突・・・
 ジルは神話になった。

  カナダの首相も参列したジルの葬儀の映像には、11歳のジャックが映っている。
 彼もまたF1ドライバーになろうとは、その時思ってもいなかった。


  富士でのアクシデントが日本からF1を10年間遠ざけてしまった。次にF1が
 日本にやってくるのは1987年まで待たなければならなかったのだ。その間、T
 V中継さえも見ることは叶わなかった。今やリアルタイムでF1を見ることさえ当
 たり前になってしまったけれど、当時F1のレース結果は、レース雑誌が発売され
 るまでわからなかった。

  もし、ジルが富士でクラッシュしていなかったら、おいらが大ファンだったロニ
 ーやジルの走りをこの目で見ることが出来ただろうか? 少なくともTVでは見る
 ことが出来ただろうか? それは、今となってはわからないことだけれど、おいら
 の心に残る、彼らのような熱い走りやバトルが見てみたい。そう願いながら、今年
 も、そしてこれからも、おいらはF1を見続けていこうと思っている。そして二度
 と彼らや、セナのような悲劇が繰り返されないことを祈りながら。

00/03/13 (月) 午睡

☆ 我必要安眠枕 ☆

 最近、よく寝違えることがあり、これはきっと枕が悪いに違いないと思って、
 新しいのを買ってきた。

 寝付きが悪くなって、睡眠不足になった。
  
 やっぱ、700円の枕じゃダメか・・・。

00/03/10 (金) 12:14:06

☆ メルボルン便り ☆

  いやあ、今日は暑いなあ。絶好のF1開幕日和だ。そんなわけでオーストラリ
 アGPの初日がスタートした。毎年ここアルバートパークはその傾向があるけれど、
 今年も、芝刈りしたり、砂遊びをするマシンが後を絶たない。シューマッハはセ
 カンドセッションの中盤で壁に貼りつくし、ハッキネンはラストラップでスピン
 する始末・・・。

  開幕前の予想通り、今年もフェラーリとマクラーレンがトップ4を占めている。
 初日は、シューマッハ、クルサード、バリチェロ、ハッキネンの順で綺麗に並ん
 だ。

  驚いたのはヴィルヌーブ。まさか5位につけてくるとは・・・。ゾンタでさえ
 9位にいる。HONDA復帰初戦は、もっと苦しむかと思っていたのだが。

  今年はどうやらテールエンダーが、ミナルディの指定席では無くなるようだ。
 初日の最下位とブービーはプロストだった。

  そんなこんなで、メルボルンからの第一報でしたとさ。

00/03/10 (金) 12:02:30

☆ エイリアンの住む街 ☆

  いつからなのだろう? 気が付いた時には、この街はエイリアンでいっぱいだ
 った。どこから来て、そしてどこへ行くのか、それともずっとここに永住するつ
 もりなのか・・。確かなことはわからないが、街にはエイリアンがあふれている。

  エイリアンを見つけるのは簡単だ。彼らが食事をしているところを見れば、す
 ぐにわかる。ただし、ハンバーガーショップや、イタリアンレストランでは見つ
 けることはほぼ不可能だ。それらの店では、彼らは正体を隠している。
 
  だが、ラーメン屋や、トンカツ屋、時にはファミレスで、彼らはその正体を図
 らずも露呈してしまう。定食屋などは、エイリアン達の巣窟といっても過言では
 ない。

  エイリアンの中には、自分がエイリアンであることを自覚している者もいるが、
 中には自分がエイリアンであることに気付いていない者もいるようだ。生まれた
 時からエイリアンとして育てられた(多くの場合、親もエイリアンである)者達
 には、自覚しろと言う方が無理なことなのかもしれない。

  このままでは、日本中がエイリアンだらけになってしまう! おいらは随分と
 昔から危惧を抱いているが、エイリアンは増えこそすれ、減る気配は全くない。
 彼らの姿を見る度に、なんだか可哀想になってしまう・・・。


  日本人なのに、どうして箸くらい正しく持てないのだろう? ナイフとフォー
 クは使えるのに、箸の持ち方も知らない(あるいは知っていてもできない)なん
 て、おいらには信じられない。食事のマナーなんて、しつけの基本のはずなのに、
 親に何を教わってきたのだろう? いくら流行の服を着てても、美味しいイタ飯
 屋を知ってても、スノボが上手くても、箸をまともに持てないことの方がどれだ
 け格好悪くて恥ずかしいことか気が付かないのだろうか? 

  音を立てずにスープを飲むことは出来ても、箸をちゃんと持てないエイリアン
 達は、今日も堂々と人前で恥ずかしげもなくその不様な姿をさらしている。ほら、
 あなたのまわりにもきっと・・・。

00/03/09 (木) 大安

☆ エイリアンの住む部屋 ☆

  今朝出掛けようとしたら、車の鍵が無かった。部屋の中をあちこち探してみた
 が見つからない。時間も無かったので、仕方無しにスペアキーで会社に行った。

  おいらの部屋では、しょっちゅう物が紛失する。3日に一度は車の鍵が、週に
 一度は財布が見あたらなくなる。キャッシュカード入りのカードケースとかCD
 プレーヤーのリモコンとか、雑誌も無くなったりする。

  いずれにしても本当に消えて無くなるわけではなくて、どこかには必ずあるの
 で、やがては現れるのだが、いざというときに必要な物が見つけられなくて困る
 ことこの上ない。

  きちんと整理整頓して、いつも同じ所に置いておけば済む話なのだが、それが
 出来ない。部屋を片づけても一週間もすればとっちらかってしまい、元の黙阿弥
 になってしまう。だいたい物が多すぎて、収納する場所がない。どう考えても必
 要のない物もなかなか捨てられない性格にも問題がある。

  そんなわけでおいらの部屋には、今日現在に至るまでの歴史があちこちに残っ
 ている。机の上は高校時代のまま時間が止まっていて、参考書が置いてあったり
 する。引き出しを開けてみると、小学生の時に使っていた筆箱や、消しゴムが入
 っていたりする。そしてもう何年も開けた記憶の無い引き出しがあったりする。
 小さなエイリアンだったら一人や二人、中に住んでいたとしてもきっと気付かな
 いままだ。まさか基地までは建設されていないとは思うが・・・。

  雑誌のインテリア特集に出てくるような、なーんにも無い、スッキリした部屋
 にはとても憧れる。だけどそんな部屋では、無くしたと思い込んでいた物を見つ
 けて、胸を撫で下ろすこともない。ある日突然、ひょっこりと思い出の品を発見
 して感激するような醍醐味(?)も味わえない。

  もっとも、おいらが住み着いたらどんな部屋だって一週間で足の踏み場を無く
 すことくらい朝飯前なので、一緒なんだけど。

  ちなみに車の鍵は、ティッシュペーパーの箱の中から発見されましたとさ。

  でも明日の朝になったらまたどこかへ行方をくらましている可能性は充分にあ
 る。今はただ、エイリアン達が基地建設の材料に使わないことを祈るばかりだ。

00/03/08 (水) 12:27:59

☆ PS2 ☆

 ジャックが手配してくれたPS2が届いた。さすがにグラフィックは綺麗。
 これで、セガラリー2とか、シーマンがPLAYできるともっと良いんだけど・・・。
 セガもPS2用のソフトを出せば良いのに。

 縦置き用のスタンドが別売なのにはがっかり。1500円のスタンドくらい付属品にして
 くれないかなぁ。なんか、縦置きが基本みたいな広告だしてるんだから。

 

00/03/07 (火) 12:03:23

☆ スーパースターも夢じゃない? ☆

  初めてギターを手にしたのは、小学校3年生の時だった。それまで習っていた
 オルガンに飽きてしまい、普通ならピアノに移行するところなのだが、何故かギ
 ターが弾きたくて、クラシックギターを習いに行くことになった。

  親に買ってもらったギターはYAMAHAのガットギターで、1万円くらいだ
 ったように思う。チェックの模様のビニールケースに入れたギターを持って、勇
 んで店を出たまでは良かったが、バス停まで歩く途中で転んでしまい、思いっき
 り歩道に投げ出してしまったのは余計だった。幸いギターは無事だったが。

  毎週バスに乗ってギター教室に通い始めたものの、どうも気合いが入らなかっ
 た。クラシックギターである。当然、練習曲も聴いたこともないクラシックとか、
 「荒城の月」だったりするわけで、楽しくも何ともない。1年くらいで飽きてし
 まって、教室にも通わなくなり、ギターも部屋の片隅でオブジェと化してしまい
 持ってることすらすっかり忘れていた。

  そんなある日、雑誌の付録の歌本を見ていて、歌詞の上に、妙なアルファベッ
 トが書いてあることに気付いた。ページの下の方には、6本線の所々に黒丸が付
 いた絵が並んでいる。ん?何だ?ギターコード?これでギターが弾けるのか?

  部屋の片隅にあったギターの埃を払い、黒丸の所を押さえてボローンと鳴らし
 てみた。また次のコードを鳴らしてみる。ボロローン♪。そうこうしながら歌に
 合わせてアルファベットで書いてあるコードを弾くと伴奏らしきものができそう
 だとわかった。大発見である。おいらは天才じゃないかと思ったのは言うまでも
 ない。実は、ギター教室でもいくつかのコードは習っていたと気付いたのは、そ
 れからずっと後の事だ。

  ちなみに、ギターの弦は買って以来一度も張り替えてなかったし、ギター教室
 を辞めてから、一度もチューニングなんてしてなかったのだが・・・。

  その日から、ネックの反った、チューニングの合ってないギターで練習を始め
 た。弾きながら自分の知ってる歌が歌えるのが楽しかったのだ。「荒城の月」は
 歌えなかったから。

  やがて、ガットギターはネックの幅が太くて、コードを押さえにくいことに気
 付き、上手く弾けないのはギターのせいだと思い、親にせがんでフォークギター
 を手に入れた。買ったのはもちろん、モーリスである。最初はYAMAHAにし
 ようと思っていたのだが、モーリスの方が同じ値段で、飾りが派手だったのだ。

  アコースティックギターの練習本を買ってきて、毎日弾いていたら、1ヶ月ほ
 どでコードストロークもスリーフィンガーもアルペジオも弾けるようになった。
 コード進行の簡単な曲なら、聞いただけである程度弾けるようにもなった。やっ
 ぱりおいらは天才だと確信した。だが、進歩はそこで止まってしまった・・・。
 ミュージシャンになる夢はもろくも崩れたさった。

  オベーションを買ったのは、社会人になってからだった。ある日ふと欲しくな
 って、渋谷の楽器店で手に入れた。中学生の頃、オベーションなんて高くて、と
 てもじゃないが買えなかったから、ずっと憧れていた。他のどれにも似ていない
 デザインも、ブチブチした独特の音も好きだった。当時憧れていたのは、アダマ
 ス(その頃は100万近くしたはずだ)だったけれど、さすがに安くなったとは
 いえ、趣味で弾くだけなのにそんなものは買えないので、雰囲気だけでもと、安
 いセレブレーションを買った。当然、韓国製であるが、22個のサウンドホール
 を持つギターを手に入れることが出来ただけで満足だった。

  今にして思えば、せっかくクラシックギターを習っていたのに、たった1年で
 辞めてしまったのはもったいなかった。あのまま続けていれば、村治佳織ともお
 友達になれたのにと思うと、なおさらもったいない・・・。

  それでも今だに部屋で時々弾いている。ちゃんと弦も張り替えるし、チューニ
 ングだってするようになった。腕前の方は、なんの進歩もなく、初歩の練習本レ
 ベルのままだが、そんなことは問題じゃない。

  ギターはケースに入れずに、立てかけてある。弾きたくなったらすぐに手に取
 れるように。夜中に急に弾きたくなって、弾いているうちに時間を忘れてしまう
 こともある。サザンのLIVE中継なんかがあると、一緒に弾きながら歌ってい
 る。エレキの音もシンセの音も好きだけれど、やっぱりおいらはアコースティッ
 クギターの音が一番好きみたいだ。弾いていると嫌なことも忘れるし、気分が落
 ち着く。ストレス解消と、リラクゼーションにはもってこいだ。人間の声と同じ
 周波数だからなのか、ボディを通じて音が伝わってくるからなのか、理由はよく
 わからないが、気持ち良くさせてくれることだけは確かだ。

  最近、夜の街で、アコギを弾いている若い衆(笑)を大勢見かける。上手い奴
 も下手な奴もいるけれど、なんだか楽しそうでうらやましい。あいにくおいらに
 は、今さらちょっとマネできないけれど・・・。もっとも、未だにバレーコード
 を押さえると、所々鳴らない弦があるようじゃあ、ダメダメ。
 

00/03/06 (月) 12:06:39

☆ ビューティフルライフ ☆

 今週もまたTBSに投書が殺到しそうだな。ハッピーエンドにしてくれって。

 そういう人達って、「タイタニック」もハッピーエンドの方が良かったのかな?
 無事に大西洋を横断して、アメリカで幸せに暮らしましたとさ・・・って。

00/03/06 (月) 12:04:06

☆ おいらの友達 ☆

 この週末、おいらの元に3人の友達からの便りが届いた。彼らは3人とも同じ
仕事をしているのだが、キャラクターは全然違う。そんなおいらの友達を紹介し
てみようと思う・・・。

●(自信過剰)マイケルからの手紙 

  やあ。つぶ! 元気かい? 僕はいつも通りだ。知っての通り、いよいよ今週
 から開幕だ。君も楽しみにしてただろう? 僕も今はワクワクしてるんだ。子供
 みたいだと思うかもしれないが、毎年この時期が来るとなんだか嬉しくなるんだ。
 またあの心地良い緊張感の日々が始まるんだからね。

  去年はイギリスであんな事になってしまって、君にも心配をかけてしまった。
 足のダメージはもうまったくないよ。このオフのトレーニングでほぼ元通りの感
 覚が戻ったからね。今年こそは去年取り損ねたチャンピオンを取らなきゃいけな
 い。そのための準備はすべて整ったんだ。

  今年のマシンはもう見てくれただろうね? エンジンもまったく新しくなって、
 軽量化とパワーアップに成功した。去年のエンジンは少しピーキーで、ドライビ
 ングが難しかったけど、中速トルクが増えて随分と扱いやすくなったんだ。重心
 も低くなったしね。トラクションコントロールも(おっとこれは口外しちゃダメ
 だよ!)、一段と進化して、信頼性も上がってる。もう二度と去年の鈴鹿のよう
 なぶざまなスタートはしなくて済むはずさ。もし今年、雨のレースがあれば、お
 そらくブッチギリで勝てるだろうね。

  実は、今年のマシンで最も進化したのは、エアロダイナミクスなんだ。フェラ
 ーリの自社風洞で、ロリーが徹底的にテストした成果だね。中高速コーナーでの
 安定感が去年とは桁違いなんだ。今年はホッケンハイムやシルバーストーンでも
 ミカに遅れを取ることはないと思うよ。

  ルーベンスとは上手くやってるよ。彼はエディとは違ってマジメだからね。そ
 れになかなか速いよ。彼と僕で1−2フィニッシュが出来ると良いね。もちろん
 先にチェッカーを受けるのは僕だよ!

  メルボルンには来られないんだって?残念だね。でも良いレースを見せられる
 ように頑張るよ。去年は開幕ダッシュに失敗したけれど、今年は初戦からガンガ
 ン行くよ。じゃあ、また逢おう。

 P.S.フェラーリが売り切れだったって?水くさいなぁ。僕に言ってくれれば
 ルカに頼んであげるのに。実は今マラネロですごい車を作ってるんだ。僕もこの
 前ちょっと乗せてもらったけれど、F50が乗用車に思えるくらい速かったよ。
 あれならメルセデスのSLRにも負けないね。良かったら1台押さえておこうか?


●(泣き虫)ミカからの手紙 

  この前は楽しい手紙ありがとう。エリヤと二人で大笑いしながら読んだよ。

  それにしてもこのオフシーズンは、あっという間だったな。ほとんどゆっくり
 する時間が取れなかった。チャンピオンになれたことで、いつも以上にプロモー
 ションやイベントが多くてね。だけどチャンピオンを取れなくて暇なよりはずっ
 とマシだけどね。

  君は僕が2年連続チャンピオンとなったことで、モチベーションが低下しやし
 ないかと心配していたけど、僕のモチベーションはちっとも落ちてなんかないよ。
 むしろ、チャンピオンに対する執着心はより強まったと言っても良いんじゃない
 かな。昨年は気持ちが守りに入ってしまって苦しんだ時期もあったけど、今年は
 違う。新たな気持ちで、チャレンジしようと思ってるんだ。

  なにしろ今年のマシンは、とてつもなく速い。昨年のマシンのトリッキーなと
 ころが無くなって、ドライバビリティも上がってるんだ。エキゾーストノートが
 変わったことが話題になっているようだけれど、もちろん12気筒になったわけ
 じゃ無いからね。エキパイの取り回しが変わったから、あんなに高い音がするよ
 うになったんだ。

  一緒に走ってないからよくわからないけれど、フェラーリのNEWマシンも、
 なかなか良さそうだね。今年も、ミハエルは手強いだろうと思う。でも今は負け
 る気がしないね。デビッドはどうかって? ここだけの話だけれど、僕は彼をラ
 イバルだとは思ってないんだ。嫌いなわけじゃないけど、昨年も何度か邪魔され
 たしね・・・。今年はおとなしく僕の後ろを走っててくれると良いんだけど。

  3年連続チャンピオンが難しいことはわかっているけれど、充分に狙えると思
 ってる。期待していて欲しい。できれば鈴鹿に行くまでにチャンピオンを決めた
 いね。そしたら君にディナーをご馳走してもらえるだろう?


●(ゲーマー)ジャックからのメール 

  ハーイ。せっかく日本に立ち寄ることが出来たのに、会えなくて残念だったね。
 もう少し時間があれば良かったんだけど・・・。

  今年は隔週でGPが開催されるから辛いなぁ。1戦増えて17戦になったし。
 でもインディアナポリスのレースは今から楽しみにしてるんだ。どうせならオー
 バルをそのまま使ってくれれば僕がブッチギリだったんだけど、そうはいかない
 よな。

  マシンは徐々に良くなってる。去年のように壊れないからけっこう走り込めた
 しね。問題はたった一つ。遅いこと(笑)。エンジンはHONDAに変わってパ
 ワーも上がってスムーズになったけど、シャシーは去年とあまり変わってないん
 だ。だから、ダウンフォースもトラクションもまだまだ物足りない。マクラーレ
 ンやフェラーリを追いかけるのは難しいね。日本の人達はHONDAパワーを過
 信してるけど、すぐに勝つのは無理だろうね。エンジンもフォードより重いし、
 メルセデスほどのパワーも無いからね。とりあえずのライバルは、ザウバーあた
 りになるんじゃないかなぁ。

  それでも、HONDAも開幕戦には新しいエンジンを用意してくれると言って
 るし、メルボルンのコースは得意だから、意外といいポジションにいけるかもし
 れないよ。HONDAエンジンは振動が少ないから、去年みたいにリヤウイング
 が壊れることも無いだろうし・・・。

  まあ、徐々にポジションを上げていって、鈴鹿で表彰台に乗れるといいね。今
 年の鈴鹿では僕も応援してもらえるだろ? 去年はミカとマイケルのファンしか
 いないみたいだったけど。

  ところで、僕が送ったプレステ2は届いたかい? HONDAの人に無理言っ
 て、手配してもらったんだ。ヨーロッパじゃまだ当分手に入らないからね。僕も
 まだプレイしてないけれど、楽しみにしてるんだ。

  じゃあ、今年も鈴鹿で会おう。それともどこかのGPを見にくるかい?言って
 くれればいつでも、ホテルとチケットは用意するよ。ただしその時は、プレステ
 2の新しいソフトを持ってきてくれなきゃダメだよ!


●(おまけ)虎の独り言

  なんで今年のアロウズは、テストであんな良いタイムが出てるんだ?
 あーあ、こんなことならFNなんかに帰ってこないで、契約しとくんだった。


・・・かくして今世紀最後のF1は今週金曜日に幕を開けるのであった・・・。

00/03/02 (木) 12:35:26

☆ 青空の誘惑 ☆

 今日もいい天気だなぁ。あったかいし。仕事なんかやめて、ドライブに行きたいなぁ。

 ところで、ぴよ太郎さんはどうしたんだろう? 謹慎中? なんか、後ろに手が回る
 様なことでもしたのかな? そんなNEWSは聞かなかったけど・・・。

 (容疑者が”ぴよ太郎”じゃ、NEWSにならないか・・・。)

 早く、出所できるといいねぇ・・・って、勝手に犯罪者にするなって?

00/03/01 (水) 丑三つ時

☆ フェラーリは何処へ ☆

 ぴよ太郎さんの日記を読んで、グリーンジャンボをまだ買っていなかった事を思
 い出し、会社帰りに買いに行った。2億円当たったら、まずはフェラーリだな。
 360モデナなんかじゃなくて、365GT4・・・。

 「売り切れです」

 店のおばちゃんが済まなさそうに言った。
 お、おいらの2億円が・・・、おいらのフェラーリが・・・。

 その時、そばにいたおっちゃんが、おいらに向かって一言。

 「にいちゃん、儲かったな」

 思わず、納得。せっかくだから本でも買って帰って読むとするか。


☆ 趣味は読書 ☆

 だが、読まない時期はまったく読まない。読み始めると、700ページくらいな
 ら徹夜してでも一気に読み切ってしまうのに。

 今日、グイン・サーガの70巻を買った。でも、まだ64巻までしか読んでない。
 70巻を読むことが出来るのはいつになるのだろう?

 栗本薫も少し手加減しろよな。最近妙にペースが速いんだから。

 あ、薄井ゆうじもまだ、読みかけだった。あれ?平野啓一郎も・・・。

 「枕草子」も一度ちゃんと読みたいのだけれど、なかなか時間がねぇ・・・。


☆ 長電話 ☆

 「・・・でさあ、その客がぜんぜん帰ろうとしないのよ。少しは人の身にもなっ
 て欲しいわよねぇ。まったく参っちゃうわよ。でね、その後さあ・・・。」

 参ってるのはこっちだっつーの。まったく清少納言の奴、なんで毎晩おいらに
 電話してくるようになったんだ?

 宮中の愚痴を聞かされたって、おいらにはわかんないっつーの!


☆ ミントなくしゃみ ☆

 「・・・だから、ここのアーギュメントが・・・ハ、ハックション!」

 くしゃみをしたのは清少納言ではない。おいらだ。おいらは生まれつき(?)
 ちょっと花が花瓶に・・・ではなく、鼻が過敏にできている。だから、些細なこ
 とですぐにくしゃみが出てしまう。季節の変わり目とか、急に温度が変わったと
 きとか、埃っぽかったりとか・・・。スギ花粉ではくしゃみは出ないけれど、鼻
 水は少し出る・・・。

 「風邪ですか?」

 おいらの説明を聞いていた後輩が、尋ねた。

 「いいや。ガムを噛んでたから。ミントガムを噛んでるとくしゃみが出るでしょ?」

 後輩は不思議そうな顔をして、首を横に振った。

 「出ませんよー!」

 「え?そうなの?」

 知らなかった・・・。おいらは、誰でもミントのガムを噛めば鼻がムズムズして、
 くしゃみをするもんだと思い込んでいたが、どうやらそうでは無いらしい。
 おいらにとっては、ミントガムとくしゃみは、●インドウズ9xと強制終了画面
 と同じくらい、切っても切れないものだと思っていたのに・・・。


☆ 新潟県警 ☆

 新潟県警の本部長は、雪見酒を飲んで麻雀しながら仕事をしてても、辞表さえ
 書けばそのキャリアを強制終了されることなく、3000万円以上もの退職金を
 手にすることが出来るらしい。

 おいらが3000万円を手に入れようと思ったら、グリーンジャンボ・・・は
 売り切れたから、ドリームジャンボでも買うしかないもんなぁ。まったくうらや
 ましい限りだ・・・。

 今度生まれ変わったら、警察官僚になろうっと。おいらも在宅勤務ならぬ温泉
 勤務してみたいもん。

00/02/29 (火) 20:45:14

☆ サースケ・ユンタマリア ☆

 さて、そろそろ帰って、「お見合い結婚」でも見るか。
 ん、今から帰って間に合うのか?

00/02/28 (月) 未明

☆ \(^o^)/ワーイ ☆

  やっと城が点を取った。さっきのヴェネチア戦は名波の出番が無くてがっかり
 だったけれど、これで胸のつかえがとれた。城についてはワールドカップ以来あ
 れこれ言われているけれど、おいらはずっと応援している。おいらのご贔屓のマ
 リノスの選手だったという理由もあるけれど、なんだかんだ言っても、ストライ
 カーとしてのポテンシャルは素晴らしいものを持っていると思っているから。
 
  人が良すぎるというか、中田ほどの自己主張が無いところが弱点ではあるけれ
 ど、スペインリーグで揉まれて、メンタルの強さを身につけて欲しいと思う。
 
  雑音は気にしないで、もっとわがままに頑張れjo!

☆ \(^o^)/ワーイ\(^o^)/ワーイ ☆

 そうこうしているうちに城が2点目を決めた。(^^)// ハクシュハクシュ
 こうなったらハットトリックだ!

 と思ったら、交代させられちゃった・・・。残念。

 と思ったら、1点返された。おいおい、負けるなよ。せっかく城が点を入れた
 んだから。

 ・・・でも、試合終了。2−1でバリャドリードが勝った。やれやれ。

00/02/25 (金) 18:28:57

☆ 納得いかない ☆

  車の任意保険の更新時期が来たので、保険料を払い込んだ。昨年、保険料の等級 
 毎の割引率が見直された関係で、今までの60%引きから55%引きとなり、保険
 料が値上がりした。何で無事故で値上がりするんだー! 納得いかない。

 保険会社を変えようかなぁ。外資系は安いらしいし。

00/02/25 (金) 12:33:04

☆ 史上最悪のさけ茶漬け ☆

  初めてそのCMがブラウン管に映し出されたとき、おいらは我が目と我が耳を
 疑った。暗い画面の中で黙々とお茶漬けを食べている男が一人。そう、それは史
 上最悪のTVCMの始まりであった。

  おいらはお茶漬けは嫌いではない。たまごごはんほどではないが(笑)、子供
 の頃からよく食べていたし(そして急いで食べると、やっぱり気持ち悪くなった
 ・・・)、大人になってからだって、居酒屋に行くと最後の締めに頼んだりして
 いた。

  だが、あのCMだけはどうしても許せなかった。初めて見た時から、おいらは
 押さえることができない嘔吐感を覚えた。何なんだこれは一体!

  CM製作会社に勤務するただの素人が食べている様は、たしかに美味しそうに
 見えなくもない。が、ちょっと見方をかえれば、果てしなく下品だ。

  それよりも許せないのは、あの音である。オンマイクで拾ったお茶漬けをすす
 るあの音。とてもリアルに聞こえるのは、音声さんが優秀だったのだろうが、
 とてもじゃないが、聞くに耐えない。食事中に見ていたら、食欲が失せてしまう。
 お茶漬けを輸出はしないだろうが、もしあのCMを欧米でONAIRしたら、視
 聴者からの抗議がTV局に殺到し、すぐに放送禁止になるに違いない。

  日本では、ある種の料理においては音を立てることが容認されている。お茶漬
 けもその一つではある。だが、音を立てて食べることが下品とされ、食事のマナ
 ーに反することは日本に置いても同じであることは言うまでもない。普段の生活
 においてなら、食べている相手が気の置けない仲なら許されるだろうが、CMは
 たれ流しである。視聴者には番組を選ぶ事は出来ても、CMは選べない。見たく
 もない人間にも否応なしに見せつけてしまうのだ。しかもあのCMのONAIR
 回数は半端じゃなかった。

  ブラウン管目がけて手近にあるものを投げつけたくなったことは、一度や二度
 では済まなかった。手近にマシンガンが無かったことを神に感謝した。もしあっ
 たら、今頃うちのTVは蜂の巣になっていたことだろう。もちろんすぐにチャン
 ネルを変えてはいたが、何故こんな事をしなければならないのかと考えると、無
 性に腹立たしかった。

  CM製作会社の目論見通り、このCMは大評判となり、賛否両論の意見が沸騰
 した。永谷園は調子に乗ってお茶漬けだけでなく、チャーハンのCMまで同じパ
 ターンで流すようになった。どうやら、好評だと勘違いしたらしい。
 
  ひどい空腹を満たすために、汗を吹き出しながら、まるでチャーハンと戦って
 いるかのように無心で口にかき込む男。やがて食べ終え満足そうに皿をテーブル
 に投げ出すと深く息を吐き出す。テーブルに置かれたチャーハンの皿には食べ残
 しの米粒がいっぱい・・・。

  本当にとことん腹が減っていたら、最後の一粒まで食べ尽くしているだろう。
 少なくともおいらならそうする。それで初めて、食べ尽くした満足感に浸れると
 思う。口が卑しいと言われればそれまでだが。視聴者にチャーハンを食べたいと
 いう気を起こさせるためのCMなのだろうが、おいらの目に映るのは、ただ単に
 粗野な育ち方をした、食べ物を粗末にする哀れな男の姿だけだ。それともあのチ
 ャーハンがさほど美味しくは無かったということなのだろうか?

 そういえば、最近お茶漬けを食べなくなった。

00/02/25 (金) 12:32:20

☆ たまごごはんリターンズ ☆

  昨夜の晩御飯は、牛丼だった。当然(?)生卵を入れて食べた。家ではそう
するけれど、牛丼屋では卵を入れたことはない。卵を入れてグチャグチャかき
混ぜて食べるのは、人前ではちょっと抵抗があるから。

  さて、たまごごはんである。うちでは”たまごごはん”と呼んでいるのだが、
 やっぱり”卵かけご飯”というのが正しいのだろうか?これって、全国的に通
 用するのだろうか?よくは知らないのだが、誰か知っている人があったら教え
 て欲しい。

  そもそも、たまごごはんっていつからあって、誰が広めたのだろう?おいら
 は子供の頃、たまごごはんは我が家のオリジナルメニューだと思い込んでいた。
 だってどこにご飯を食べに行っても、「たまごごはん」なんてメニューは見た
 ことなかったし、もちろん給食にも無かった。友達の家に遊びに行って、そこ
 の家のおかあさんに、

 「お腹空いたでしょ?たまごごはんでもいかが?」

 なーんて言われたこともなかったし。
 だから、なんとなくこれはうちの誰かが考えたんだと思っていたのだった。ご
 飯に生卵とお醤油をかけて食べるだけなんだから。

  でも、美味しいんだなこれが。気持ち悪いほどに。実際の話、たまごごはん
 を急いで食べると(そう、永谷園のお茶漬けのCMみたいに。関係ないがあの
 CMはおいらのワーストCMだ。これについてはまたの機会に。)、気持ち悪
 くなることがある。おいらは元々、トロトロ、ネバネバ系(とろろとか、山か
 けとか)の類は苦手にしているので、美味しいと、気持ち悪いの紙一重みたい
 なところがある。なのに時々無性に食べたくなってしまうんだな、これが。

  たまごごはんを食べていると、子供の頃の土曜の午後を思い出す。
 おいらの家は、共働きではなかったけれど、土曜日には母親が親父の仕事を手
 伝っていたので、学校から帰ってきて、一人でお昼ご飯を食べることが多かっ
 た。母親も忙しいので、ご飯とみそ汁とおかずが1品あるかないか、みたいな
 お手軽な内容だった。

  自分でみそ汁を温めて食べるのだけれど、何かもう一つ物足りないなと思う
 と、たまごごはんを作って食べていた。その頃おいらが作ることができた唯一
 の料理(?)だったから・・・。
 テレビで吉本新喜劇だの、道頓堀アワーだのといった寄席番組を見ながら食べ
 るたまごごはんは格別だった。そんな小学生って、変?

  この世にたまごごはんなかりせば、今のおいらは無かったな。そんな大層な
 もんじゃないか・・・(^^ゞ




00/02/24 (木) 12:33:16

☆ LIKE A TIGER ☆

  今最強のプロゴルファーは誰かと問われれば、誰だってタイガーの名を口
 にすることだろう。そう、あのいつもサーベルを持って頭にターバンを巻い
 て登場してくる・・・って、そりゃタイガー・ジェットシンだろ!

  そりゃ、タイガーマスクだろ!って、まだボケてないって!

  ・・・気を取り直して・・・(もう何人か別のページに行っちゃったかな)

  その、タイガーウッズである。つい先日もUSPGAツアー6連勝という、
 とんでもない記録を作った男だ。たった6連勝で?と思った人がいたとした
 ら、きっとその人はGOLFをプレーしたことがないのだと思う。

  GOLFの難しさは、プレーしたことがない人にはわかりにくいものだ。
 TVでグリーン上のパッティングなんか見てると、なんでそんなたった1歩
 の距離が入らないの?と思うだろう。入らないんだなぁ、これが。たとえ3
 0cmでも。

  おいらも自分が始めるまでは、GOLFなんてチョロいと思っていた一人
 だ。よく「100の壁」なんて言われるけれど、自分には関係ないと思って
 いた。

 ところが・・・である。

  会社の先輩にクラブを譲ってもらい、初めて練習場でボールを打ってみて、
 いかに自分が甘かったかを思い知らされた。身体は痛い。手もしびれて痛い。
 思いっきり振り回しても、ボールはあらぬ方向に弱々しくポヨヨーンと転が
 るばかり。なんなんだこれはいったい!と自分のイメージと現実とのギャッ
 プがなかなか埋められなかった。

  おいらの初ラウンドのスコアは、160である。(わ、笑うんじゃない!)
 初めてクラブを握ってから、1ヶ月後。ドライバーなんて練習場でも1球も
 まともに飛んだことがないのに、コースに出たことがそもそも間違いではあ
 った。

  生来、運動神経というものに縁の薄いおいらも、その後の努力の甲斐もあ
 って、同伴者に迷惑をかけないでラウンド出来るくらいには進歩した。が、
 100の壁は、果てしなく分厚い。青函トンネルをノミ1本で掘っているみ
 たいだ。

 105,103,107,109,103・・・(´ヘ`;)ハァ。

  いつかは、タイガーのようなショットを打てるようになりたいと思う。ロ
 ングホールのサードショットをバックスピンさせてカップINさせてみたい。
 (2オンは無理だろうから)。だが、今のおいらには、ミドルで2オンに失
 敗して、エッジからチップインバーディくらいが精一杯だ。

 ガッツポーズだけなら、いい勝負だと思うんだけど・・・。

00/02/24 (木) 12:03:06

☆ 何考えてんの ☆

  昨夜の仕事帰り、1台の車に後ろからあおられた。別にこちらが何かをしたわ
 けじゃない。とろとろ走っていたわけでもない。法定速度の2倍を軽く超えるス
 ピードだったのだから。(それがいけなかったのか?)

  時々いるんだけど、こういう意味も無くあおってくる奴って何考えてるんだろ
 うね? 急いでるんならとっとと抜いていけば良いのに、車間距離を詰めてくる。
 止めてくれよー!道路に何か落ちててもブレーキ踏め無いじゃん!

  不思議なことに、こういうたちの悪い運転をする車って、スポーツ系じゃなく
 って平凡なセダンとかハッチバックとかの方が多い気がする。昨夜あおってきた
 車は、その車の最高速の20km落ちくらいのスピードで真後ろにつけてきた。
 (そのせいで、道を譲ってあげたのに、ほとんど加速していかなかった(笑)。)
 速い車に乗ってる奴は、放って置いてもすぐ抜いていってくれるんだけど・・・。

 あのね、こっちは仕事帰りで疲れてるんだから、そうっとしといてね。
 そうじゃなくても、おいらは恐がりなんだから。よろしく。

 勝負したいなら、命がけで来てね。おいらは切れると容赦ないよ。
 大きなお世話だけど、今のうちに遺言を残しとくんだよ。
 もし、今度出会ったら・・・。じゃあね。

 白のターセルさんへ。


 P.S.でも、悪いけど馬鹿と遊んでる暇は無いんだ。ごめんね。

 ちなみに、文中の法定速度とは原付の法定速度である。決してオービスが光るような
 スピードではない・・・はずだ(^_^;

00/02/23 (水) 21:31:42

☆ それでも腹はへる ☆

 ふにゃぁ。腹へったー。そろそろ仕事をきりあげて、帰ろっかなぁ・・・。

00/02/23 (水) 12:03:08

☆ たまごごはん ☆

  おいらには食欲がない。と書くと誤解されるかも知れないが、いわゆるグルメ
 と言われるような、美味しいものを食べたいという欲があまりない。
 たかがラーメン一杯食べるために、行列を作っていたりするのを見ると、アホち
 ゃうか?と思う。おいらは行列嫌いなので、余計に信じられない。

  もちろん不味いよりは、美味しい方が良いに決まってる。決してわざわざ不味
 いものを食べようとは思わない。でも、高い金を払ったり、遠くまで足を運んだ
 り、行列に並んだり、そんなことまでして食べたいという気にはさらさらなれな
 い。おいらは面倒くさいことは嫌いなので、とても出来ない。

  よほど不味くなければ、お腹さえ一杯になればそれで充分幸せな気分になれる
 から、美味しいものに対する欲求がないのだと思う。
 世界には飢えに苦しんでいる人もいるんだから云々・・・なーんて、黒柳徹子み
 たいなことを考えているわけではなく、ご飯が食べられるだけで幸せ、と親に教
 えられて育ったから、自然とそう思うようになったらしい。

  小さい頃から、親に戦時中の話をよく聞かされた。どれほど貧しい食生活で、
 いかに食べるものが無かったかを。けれどそれは、「だから食べられるだけで幸
 せと思いなさい」というような押しつけがましい話ではなく、「おやつなんて無
 かったねぇ」とか、「芋ばかり食べてたねぇ」というような想い出話として聞か
 されただけだった。そして最後に、「今は、何でも食べられて幸せだねぇ」とい
 う実感のこもった言葉で締めくくられた。そんな話を聞いてるうちに、美味しい
 の不味いのと言う事自体がとても贅沢に感じられるようになったのかもしれない。

  それでも子供の頃は、こんなもの食えない!って、よく母親に文句を言ってた
 ような気がするが・・・きっと、気のせいだろう(^_^;

  セブンイレブンのお弁当でも、ご馳走に思えるし(ローソンのお弁当ではちょ
 っと厳しい・・・)、ご飯とみそ汁だけで、満足できてしまうこの性分は、ひょ
 っとすると貧乏性と言うのかもしれないけれど、なんでも美味しく食べられるの
 だから、安上がりで便利なのではないかと思っている。でも女性と付き合う時に
 は困ってしまう。だって、美味しいものを食べられる店を全然知らないんだから。
 セブンイレブンのお弁当じゃ、せっかくのデートも台無しだもんなぁ。

 え? タイトルの”たまごごはん”はいつ出てくるのかって? いけね。忘れて
 た。それについては、また次の機会に・・・。

00/02/22 (火) 12:02:53

☆ おいらの日記 ☆

  ここのメインタイトルって「みんなの日記帳」っていうのに、ちっとも日記
 らしい事を書いてないおいらだが、実は日記歴は長い。
 今も続けているのだが、スタートしたのは1982年2月1日。そう、3歳か
 ら始めたことになる。すごいなぁ、おいらって天才児だったのかも・・(^_^;

  きっかけは単純で、家に日記帳が転がってたから。本当は日記帳ではなかっ
 たのだが、1ページに2日分の日付とメモの欄があるB4サイズくらいのノー
 トを見つけ、軽い気持ちで始めたのだった。それまでにも何度か、ちゃんとし
 た日記帳を買ってきて、書き始めたことはあったのだが、1週間ともたなかっ
 た。どうせまた1週間だろうと思っていたのだが、何故か1ヶ月経っても続い
 ていた。1日分のスペースが小さかったのが、かえって良かったのかも。

  そうこうする内に、1年が過ぎた。それくらい続くと、もう習慣化してしま
 い、書き忘れて寝ようとしてても、ハッ!と思い出して書くようになっていた。
 歯磨きをしないで寝るのが気持ち悪いみたいに、書かないと気持ち悪くて寝ら
 れなくなるのだ。こうなったらもう止められない。旅行に行くにも、出張に行
 くにも、必ず日記帳と万年筆だけは忘れなかった。歯ブラシを忘れることはあ
 っても・・・。

  日記なんて書いて何の意味があるんだろう?と自分でも思うことがあるのだ
 が、たいして意味はないと思う。読み返すこともほとんど無い。それでもたま
 に、部屋の片づけをしてる時などにふと目にとまり、読んでみるとけっこう時
 間を忘れて読みふけってしまう。自分の日記を読んで笑ってたりするから、他
 人が見たらちょっと気持ち悪いかもしれない。

  そういう時にいつも思うのは、人間の記憶がいかにいい加減に出来ているか
 という事。5年くらい前の日記を読んでいると、すでに自分の記憶が間違って
 いると気付かされることがどんどん出てくる。出来事の前後関係とかも、知ら
 ない間に入れ替わってたり、真夏の出来事だと思っていたことが春先の話だっ
 たり、その場にいたと思っていた人が、実は別の誰かだったり・・・。
 読んでいて、思わず「嘘ーっ!」と言いたくなることもしばしば。自分の日記
 帳に嘘はないはずなのに。

  日記なんか付けてる人は、きっと几帳面な人に違いない。と思っている人が
 いたら、それは大きな間違い。だって、このおいらが18年も続けられてるん
 だから。保証します。誰にだって書けるって。おいらがいかにいい加減で、飽
 きっぽくて、コツコツ努力するのが大嫌いかは、おいらを知ってる人なら誰に
 でもわかるはず。だいたい今これを書いてる部屋だって、雑誌とビデオテープ
 とCDと服と腕時計と空き缶とコンビニ袋と・・・とにかく足の踏み場もない
 くらいとっちらかってるんだから。今から始めればきっと笑えるよ。5年後に。

00/2/21 (月) 12:03:49

☆ 不発 ☆

 やっぱり城は今日も不発だった。前半から積極的にシュートを打ってたんだけど・・・。

00/2/20 (日) 深夜

☆ 眠い。ヽ(^○^)ノファーーァ! ☆

 どうしてかなぁ。最近、サッカーの日本A代表の試合を見ていると、いつも
 途中で寝てしまう。今日のマカオ戦も後半はほとんど見ていられなかった。
 眠くて。もっとも、今朝早起きして、ローマvsフィオレンティーナ戦を見
 たせいもあるのだが。

 とにかく、ボールが動かない。パスが遅い。シュートが枠に飛ばない。ミス
 が多い。相手が違ったら、間違いなくパスカットされて失点するような、意
 味のない横パスばかり。ボールをトラップしてから、どこに出そうか考えて
 いるから、スローモーションを見ているようだ。眠くなるのも仕方ない。

 ここに来て、またトルシエへの風当たりが強くなっているようだが、監督の
 戦術云々の問題じゃないだろう。フィールド内に、監督はいない。ボールを
 動かすのは選手達だ。高校野球じゃあるまいし、パスを出す度に監督の出す
 サインを見ているわけじゃないだろう。

 まだチーム作りの途中だから?攻撃の練習はあまりしていないから?Jリー
 グ開幕前のオフシーズンだから?

 そんなエクスキューズは、もう聞き飽きてしまった。
 ワールドカップに向けての練習試合のつもりなら、一つ一つのプレーに目的
 や意図が無ければ、練習にはならない。ただ漫然とボールを蹴っているだけ
 なら草サッカーだ。格下の相手なのだから、自分達のペースで試合を進めら
 れるはずなのに、選手達のプレーからその意図を汲み取ることは出来なかっ
 た。お経を聞いているように、意味不明の言葉を羅列されては、ちっとも楽
 しくなどない。ただ眠いだけだ。
 
 ワールドカップ開催は来世紀だが、残された時間はあと僅かでしかない。2
 002年のワールドカップ初戦までの、A代表の試合数を考えれば、1試合
 だって無駄には出来ないはずなのに・・・。
 日本のワールドカップ初勝利が、6年先にならないことを祈るばかりだ。
 そもそも、次のワールドカップで初勝利を見たいと思うこと自体が、高望み
 なのだろうか?

 (あーあ、ヴェネチアはボロ負けだ。この流れだと城の初ゴールも・・・。)

00/2/20 (日) 夕方

☆ ほんの偶然 ☆

 怪しい空模様も気にせず、洗車して買物に出掛けたら5分後に雨が降ってきた。
 今日は仕方ないけれど、天気の良い日でも洗車をすると何故か雲行きが怪しくなっ
 てくることが多いのは気のせいだろうか。

 買物の帰り(ちなみに今日はjuscoではない)、狭い道から広い道に出たとこ
 ろで、前を走る車に見覚えがあることに気付いた。よーく見ると運転してるのは、
 会社の先輩のTさんだった。Tさんも気付いたみたいで、バックミラー越しに挨拶。
 
 会わない時にはぜんぜん会わないのだけれど、知り合いに会う時には、続くことが
 多いんだよなぁ。などと思いつつ、Tさんの車と別れて5分後、立ち寄った電器店
 の駐車場に、ひな太郎さんの車を見つけた。

 ほらね。やっぱり。今日はそういう日なんだ。

 店内に入り、ひな太郎さんにご挨拶。

 「やあ。(さわやかな笑顔で)」

 するとひな太郎さん、開口一番、こう言った。

 「何で、こんな所にいるの?」

 そいつはこっちのセリフだ。ひな太郎さんの家は、ここから30km以上も離れた
 隣町じゃなかったっけ?ここの電器店のチェーンだって、ここに来るまでに2つは
 あるぞ。

 ともあれ、今日はそうではなかったけれど、他人にみられちゃまずい時(どんな時
 だ?)に限って、知り合いによく出会うのは、これまた偶然なのだろうか?

 おいらがそうじゃなかったということは・・・、ん?Tさんとひな太郎さんは、何
 かまずいことがあったのだろうか? でも大丈夫。おいらは口が堅いからね!

 (文中に登場する”ひな太郎”さんは、”ぴよ太郎”さんとは一切縁もゆかりもな
  い別人28号です。たぶん・・・。)

00/2/17 (木) 12:23:15

☆ お詫び ☆

 またまた冬型の気圧配置となって、ずいぶんと冷え込んだ昨晩。家に帰り着いて車を降りた
 ときに、携帯電話が鳴った。

 「ちょっと、あれは無いんじゃない?」

 聞き慣れない声だった。
 
 「引用してくれるのは構わないけど、間違ってるじゃないの。」

 話を聞いてみると、「つぶあんモノローグ」の愛読者からのお叱りだった。
 そう言われて、ハッと気がついた。あ、なんか抜けてる・・・。


 ●謝罪文

 「昨日の☆冬の夜空☆におきまして、一部引用に誤りがございました。原作者及び、
  関係者、読者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫びいたします。」
 
 それにしても、普通は気がつかないよなぁ。ま、本人だからしょうがないか。
 でも、どうやっておいらの携帯の番号を調べたんだろう?清少納言は・・・。

 (間違いがわかった方は、お便り下さい。誉めてあげます)
 

00/2/16 (水) 19:57:29

☆ 冬の夜空 ☆

 また冬型の気圧配置となって、ずいぶんと冷え込んだ昨晩。家に帰り着いて車を降りたとき、
 地面にカーポートの屋根の影が揺れているのに気がついた。

 (ひょっとして満月?)

 と思って空を見上げたが、そうではなかった。ただ、澄み切った星空の真ん中に月が輝いて
 いた。
 
 たぶん小さい頃からだと思うが、おいらは空が好きだ。昼といわず、夜といわず、季節や天
 気の如何を問わず、空を見上げているとなんだか楽しくて時間の経つのを忘れてしまう。

 河原に寝転がって春風に吹かれながら、ゆっくりと流れてゆく雲を見るのも、せっせと厚着
 してベランダに立ち、真夜中にいつ現れるともしれない流星群をひたすら待つのも、それぞ
 れに楽しいものだ。

 秋は夕暮れ、夕陽の射して山の端いと近うなりたるに・・・、あれ?これはパクリだ(^_^;

 冬はつとめて。霜のいと白きはいふべきにも・・・もう、いいか。

 そんなこんなで、キーンと冷え込んだ空気が、普段よりも一層透き通って感じられる冬の夜
 空は格別なのであった。(ご、強引な結末だ・・・。)

 でも、昔は田んぼに囲まれていたおいらの家も、今では周りにカレー屋だの、ビデオ屋だの
 が建ち並んでしまい、真夜中まで煌々とネオンが輝いていて、ずいぶんと星が見えにくくな
 った。

 年に1度くらい、すべての明かりを消して星空を眺める日があってもいいのに。
 少なくともハッピーマンデーなんかよりずっと、有意義な1日になるんじゃないだろうか?

 今夜も風が冷たいなぁ・・・。

00/2/15 (火) 12:39:15

☆ 業務連絡 ☆

 本日、ぴよ太郎さんは出張中です。

 ぴよ太郎日記を楽しみにやってきたのに、更新されていないので仕方なしにこの頁にいらした
 みなさん、ご愁傷様です。

 本日はご来場ありがとうございました。せっかくのご縁ですから、またのご来場をお待ちいた
 しております。

00/2/14 (月) 18:59:22

☆ バレンタイデイ・キッス ☆

 会員番号は8番である・・・。

 ま、そんなことはともかく、また今年もチョコの数で親父に負けた。

 ここ数年、ずっと負けている。

 フン! 数じゃないんだよ! 数じゃ・・・でも、やっぱり悔しい気もする。

 

00/2/13 (日) 晴れ

☆ 一期一会 ☆

 juscoで買い物をした帰りに、ふと車のオドメーターに目をやり、あと50kmほどで、
 ちょうど10000kmになることに気がついた。

 天気も良かったので、そのままドライブすることにした。まずは東に向かって。で、気の向
 くまま、あても無く車を走らせて家に戻ってみると、ちょうど9999kmになっていた。

 とりあえず、そこで写真を1枚。そーっと車を走らせ(速く走っても同じなのだが)近所の
 河原で10000kmの記念写真を撮った。なんで、メーターがキリのいい数字になっただ
 けでこんなに嬉しいんだろう? たまに、ジャストの数字を見逃したときなど、めちゃめち
 ゃ悔しかったりする。
 
 (あー、さっき信号で停まったときに見とけば良かった・・・バカたれが!)

 と自分の愚かさに毒づいたりして。

 例えば、オドメーターが10000kmを指している時間なんて短いもので、一度見逃して
 しまうと二度とは見られない。その瞬間を目撃したことが心をくすぐるのかもしれない。

 こういうことって、おいらだけじゃないと思うんだけど、世の中には気にしない人もいるの
 かもしれないな。ただの数字なんだから・・・。
 
 (そういえば、その瞬間に運転中でも手を叩いて喜ぶ人もいたなぁ)

00/2/12 (土) 快晴

☆ チャレンジャー ☆

 毛利さんが搭乗したエンデバーの打ち上げを生中継で見た。今どきスペースシャトルの打ち上
 げなど たいして珍しくもないことだが、生中継を見たのは久しぶりだった。
 以前見たことがあるのは・・・そうあのチャレンジャーの打ち上げだった。
 
 当時小学生(?)だったおいらは、ブラウン管の中で起こった出来事に、声も出なかった。
 事故が起きてから、その意味を理解するまでに、しばらく時間があった。
 最初は、「派手なロケット切り離しだな」としか思えなかったから。

 翌年、ハワイのパンチボウルを訪れた時、オニヅカさんの墓石にはまだ多くの献花が置かれて
 いたものだった。

 エンデバーは空中爆発する事もなく、無事に軌道に乗ったようだった。けれどエンデバーの姿
 にチャレンジャーの影がだぶって見えたおいらは、中継が終わってもしばらくの間ドキドキし
 ていた。無事に戻ってくれるといいのだけれど。

00/2/11 (金) 晴れ

☆ レタス ☆

 結局、M君はレタスを口にすることは無かった。

 「てめぇ、先輩の言うことが聞けねぇのか!」

 と一喝したら、

 「ハイ。」

 と笑顔で答えられてしまった。皿の上に取り残されたレタスが、ちょっと悲しげに見えた。


00/2/10 (木) 17:55:10

☆ 野菜嫌い ☆

 今日はこれからM君の送別会だ。M君は会社の後輩で、ゴルフの時はおいらのライバルだ。
 もっとも、最近はずっとおいらが勝ってるので、もはやライバルとは呼べないが。
 どっちにしても、低レベルの争いであることは、ここでは気にしないことにしよう。

 M君は大の野菜嫌いとしてみんなに知られている。どんな料理でも、中に入っている野菜
 の成分を嗅ぎ分けてしまう。見た目にはわからなくてもだ。へたな居酒屋(どんな居酒屋
 だ?)でコース料理とかを注文すると、出てくる料理がすべて食べられなかったりする、
 かわいそうな奴だ。今日行く店は大丈夫なのだろうか?

 ま、あらかじめわかっていることだから、幹事が気を利かせてオーダーしてくれてること
 だろう。

 野菜抜きの鍋、野菜抜きのサラダ、野菜抜きの野菜炒め、野菜抜きの唐揚げ・・・あ、こ
 れは大丈夫か。

 最後にせめてレタスの一切れでも、力ずくでも食べさせてやろうと思う。それがM君のこ
 れからの人生に送る、おいらからの餞別である。嫌がるだろうなぁ・・・。
 

00/2/10 (木) 12:43:32

☆ わたし、おれ、ぼく、わたくし、あたし、わし、あたい、うち・・・☆

 かように日本語の一人称はバラエティに富んでいる。どうしてなんだ?
 英語だと「I」しかないのに。(他にもあるのか?)
 普段意識していないけれど、誰もがTPOに応じてちゃんと使い分けている。
 話し言葉ならどれでもいいのかもしれない。相手が見えているから。
 それが、本気なのかシャレなのかも表情でわかる。

 でも、この頁のように書き言葉になると、どれを使おうか考え込んでしまう。
 それによって、読む人の印象がずいぶんと変わってくるからだ。

 さんざん迷ったあげく、ここでは「おいら」を使うことにした。
 理由は「ほぼ日」の「おいら」を愛読していて、気に入ったからだ。
 何のことだかわからないって?
 教えてあげない!

 (「パンドラの鐘」は野田秀樹臭さが希薄なところが良かったな)

 

00/2/10 (木) 12:25:22

☆「なんだ、バカ野郎」☆

 荒井注が死んだ。これでザ・ドリフターズの再結成(今も無くなったわけじゃないが)
 は見られなくなった。ジョン・レノンが死んだときより悲しい気がするのはおいらだけ
 だろうか?
 
 おいらの世代にとっては、志村けんは、所詮”見習い”である。注さんが抜けて、志村
 が正式メンバーになってからも、ずいぶんと長い間違和感があったものだ。
 
 お正月のフジカラーのCMは、とっても嬉しかったんだけどなぁ。
 もう一度聞きたかったよな。

 「This is a pen!」

 合掌。

00/2/9 (水) 14:32:48

今朝は久しぶりの雪で、ノーマルタイヤのFRを運転する蛮勇がわかず、電車通勤。
でも、電車も遅れてたな。雪国の人から見たら、お笑いぐさだよねぇ。

そんな雪の日(もうとっくに乾いているようだけど)を記念(?)して、この独白
(モノローグ)を始めてみることにしました。

何を書こうか、まだなーんも考えてませんが、好き放題やらせてもらいます。
戯言だと思って、かるーく読み流して下さいな。


History v1.32 [Shigeto Nakazawa]