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07/02/25 (日) 23:35:54

☆ 華麗なる一族 ☆

今日の大介(北大路欣也)のセリフ

「天は我に味方した。」

には思わず笑ってしまった。「八甲田山」のパロディか!
ちょっと脚本家のお遊びが過ぎるよなぁ…。

07/02/11 (日) 00:07:35

☆ ひばり ☆

シアターコクーンで「ひばり」を観てきた。作:ジャン・アヌイ、演出:蜷川幸雄、出演:松たか子、益岡徹、橋本さとし、山崎一、
小島聖などなど。
ストーリーは、ジャンヌ・ダルクが異端裁判を受ける法廷で、自らの半生を演じさせられるというもの。舞台の中央に真四角のリング
のような法廷があり、裁判を見守る人達がそれを取り囲んでいる。そしてジャンヌ・ダルクが神の啓示を受けてから、フランスを勝利
に導くまでのストーリーを演じていく中で、その観衆達が登場人物として次々に舞台に上がっていく。

15分の休憩を挟んで、3時間半の上演時間の中で、松たか子演じるジャンヌ・ダルクはほとんど休むことなく、膨大な量のセリフを
こなしていく。ジャンヌ・ダルクの物語だから松が演じるのは13歳から19歳まで。いつものことだけれど、松たか子という女優は
板の上では絶対何かに取り憑かれてるんじゃないかと思わされる演技だった。

芝居としては、宗教裁判という難しさもあって、最初のうちはちょっと取っつきにくい感じではあった。7日に開演したばかりだから
なのか、まだしっくりといっていないように感じられる部分もあり、客の反応を探っているように思える部分もあった。
あれだけ難しいセリフをかなり早口でしゃべっているせいもあるだろうが、何人かセリフを噛んでいたし…。

会場が一番盛り上がった(?)のは、山崎一が演じるシャルルをジャンヌが追っかけて、舞台を降りて客席の通路をぐるりと一周する
シーンで、走っていた山崎のカツラが取れてしまったこと!
さすがにそのままでは芝居が続けられないので、その場でカツラをかぶり直していたが、その間に松が手を挙げて観客に
「待て」
の仕草をし、山崎の準備が整った時点で、パーンと手を叩くと共に
「ハイ!」
と声をかけて芝居を再スタートさせた。
こういう場面が観られるのも芝居ならではだが、松の落ち着きぶりはさすがだった。山崎はかなり動揺していて、その後もしばらくは
カツラを気にしていた。

シャルルの愛人アニェスを演じる小島聖が、めちゃめちゃ色っぽくて魅力的だったのも印象的。芝居云々関係なく、ちょっと見とれて
しまった。

それにしてもジャンヌ・ダルクって、本当に実在の人物なんだろうか?
わずか17,8歳の女の子が軍を率いてフランスを勝利に導くだなんて、常識じゃ考えられない。どう考えてもフィクションみたいな
話だ。けれど、それが事実なのだとすれば、やはり何か目に見えない力が働いていたんじゃないかって思ってしまっても不思議はない。
当時の宗教的背景については知識がなくてよくわからないけれど、ある種の人々には彼女に対して畏怖の念を抱いていたのかもしれず
、それが悲劇的な最期につながったような気もする。

1度観ただけでは、うまく消化できなかったところもあって、できればもう一度観てみたいと思わされる作品だった。

07/01/15 (月) 23:22:50

☆ オペ完了 ☆

仕事を定時で終えて、母が入院している病院に向かった。
病棟の3階に上がり、病室をのぞいたがベッドごともぬけの殻だった。詰所の看護師さんに尋ねるとまだ手術中ということで、
家族控室に案内された。
午後4時から麻酔をスタートしていて、麻酔に30分、手術は2時間ほどで終わる予定とのことだった。
控室には他にも手術を受けている人が何人かいるらしく、それぞれ2、3人ずつ3グループくらいの姿があった。
おいらは空いているベンチに腰をおろして、手術が終わるのを待つことにした。



病院から電話があったのは土曜のまだ日が暮れる前だった。
おいらはちょうど外から帰ってきたところだったが、父は午後から出かけていて留守だったので、それまでにも何度かかかってきて
いたのかもしれなかった。

「息子さんですか?お母さんが交通事故に遭われてこちらに運ばれてきているので、来ていただけますか?」

足を怪我しているので…とのことだったが、声が落ち着いていて切迫した感じは受けなかったので、おいらは勝手に迎えに来て欲し
いという意味だと勘違いしたまま病院に向かった。病院の場所はネットの地図で確認して出かけたのだが、交差点を見間違えていた
ため場所がわからなくなり(もう日も暮れていた)、コンビニに入って店員に尋ねた。
2人いた店員は揃って首をひねったが、近くにいたお客さんが親切に教えてくれたおかげで、なんとか病院に辿り着けた。

受付で名前を告げると、母は病棟に運ばれていると言われた。

(病棟…?)

病室に着くと、母はベッドに寝かされていた。意識はしっかりしており、話をすることもできた。
自転車で青信号の交差点を渡ろうとしていたら、左折車にはねられたのだという。
反対方向から渡ってきていた高校生数人と、はねた車の後ろの車を運転していた人が助けてくれ、救急車も呼んでくれたらしい。
はねた車を運転していたのは高齢の女性だったようだ。

やがて担当医が来て、X線写真を見せながら説明を始めた。右足大腿骨頚部骨折で、手術をした方が良いとのことだった。
回復しても元のレベルで歩くことは難しいかもしれないと。
おいらは入院の説明を聞いて、いったん家に戻った。父の携帯に電話してみたが、何度かけても出なかった。
もしやと思い、電話しながら父の部屋に行くと、呼び出し音が鳴っていた…。
その日は仕事関係の新年会だったため結局連絡がつかず、11時過ぎに帰宅してからやっと事態を知らせることができた。

すっかり酔いが冷めて青ざめてしまった父を病院に連れて行った。
もう12時近かったが、母はまだ眠れなかったようで起きていた。
「ごめんね。」と母。
「起こってしまったことはしょうがない。いいからゆっくり休め。」と父。
とっくの昔に消灯になっていて、廊下からこぼれる明かりでうっすらとしか見えなかったが、父は少し泣いているようだった…。



やがて控室のインターホンが鳴った。もう1組残っていた家族の男性が出たが、呼ばれたのはおいらだった。
手を洗い、マスクをつけて奥の部屋に入った。
一体何人手術したの?というくらい多くのベッドが並んでいて驚いた。

担当医はまたX線写真で、手術結果を説明してくれた。大腿骨に入れられた金具がはっきりと映し出されていた。
PFN法というボルトで固定する手術だったが、問題なく完了し、数日で歩行訓練を始められるとのことだった。
下半身麻酔だったので、母とも話せた。手術中は眠っていたという。
年齢のわりにはしっかりした骨でしたという担当医の言葉に、以前に骨密度が高すぎるくらいあると言われたことがあると自慢げに
話していた。その様子を見ていて、ちょっと安心した。この調子ならすぐ元気になるだろう。
ただ担当医の話では、こういう骨折後は骨折箇所以外の場所をまた骨折してしまうリスクが高まるらしい。かばおうとして他の場所
に負荷がかかってしまうのだと。

まぁ、気長にリハビリするしかないな。杖無しで歩けるくらいまで治ってくれると良いのだけれど。

07/01/10 (水) 23:49:25

☆ またですかぁ? ☆

とっくの昔に明けまして謹賀新年。
先週放送された「めちゃイケ」のスペシャルに高野連が噛みついたらしい。なんでも、

「教育の一環として行われている高校野球の目的から著しく逸脱している」

からという理由でフジテレビに抗議文を提出したとか。
高野連の人達は「めちゃイケ」見てるんですか?見てないでしょ?
早実が宿泊した旅館で、ハンカチ王子(←この言葉は大嫌いだが)が使用した酸素カプセルに中居が入り、岡村が扉を閉める直前に
オナラするというネタをさんざんやっていたのが気に障ったんだそうだが…

おいらは番組を見てたけど、高校野球もハンカチ王子もちっとも茶化しちゃいなかったし、まさかそんな言いがかりをつけられると
は思いもよらなかった。

高野連はその旅館についても、代表校が利用する「指定宿舎」から除外する意向って、一体何様のつもりなんだ?

世間は誰もそんなこと思っちゃいないのに、あくまで「教育の一環」だなんて高野連がでっち上げたイメージの偶像崇拝を後生大事
にしたいなら、県予選からテレビ中継、甲子園は全国ネットで生中継なんていう他の高校スポーツから著しくかけ離れた商業主義で
選手をスターに仕立て上げ、選手達を勘違いさせるような行為こそを即刻止めるがいい。
その方がよっぽど、お題目に適うのではないのか?

高校野球の選手も、汚れのない純真無垢な少年達とは限らず、出場する高校だって数々の不祥事を起こしていることは、誰だって身
近な例や、マスコミ報道等で嫌と言うほど知っている。バラエティ番組のロケ現場に宿泊した旅館を使用する程度の事に何の問題が
あるのかさっぱりわからない。

高校野球も、その選手達も、高野連のおもちゃじゃないんだから、何でも自分達の思い通りにできるという思い上がりは、いい加減
にしてもらいたい。いったいどこまで浮世離れしていくんだか…

06/12/26 (火) 20:55:04

☆ ふざけんなよ! ☆

仕事から帰ってきてテレビをつけたら江原啓之の番組をやっていた。
別に興味ないけど、見てたら子供を事故で亡くした家族の話だった。

「自分の不注意で息子を殺してしまった…」

自分の運転中の事故で息子を亡くした父親が話していた。

(不注意だぁ?)

幼い子供をチャイルドシートも使わず助手席に乗せ、シートベルトもしておらず、しかもダッシュボードにもたれて寝ている姿のまま
車を走らせて事故を起こしておいて「不注意」だと?

そんなもん立派な児童虐待じゃねぇか。
未必の故意による殺人だと思われても仕方ない状況じゃないのかね?

そんな人間が、まるで悲劇の主人公面して堂々と公共の電波に自らの顔をさらしている神経がまったく理解できない。
江原も父親の責任については少し指摘してはいたが、番組としてはふいに息子を亡くした家族の悲しみを江原が救うというトーンで、
VTRを見ていたスタジオの芸能人達は涙を流していた。

もうバカバカしくてチャンネルを変えた。
おいらには、憤りしか湧いてこなかった。
泣いてる場合じゃないだろ?何故誰も父親の犯罪を糾弾しない?
事故は不注意だったかもしれないが、子供の命を奪ったのはその父親の意志じゃないか。
真夏にパチンコ屋の駐車場に停めた車に子供を置き去りにして殺す親と何ら変わりない。

それをお涙頂戴の話と勘違いする出演者達は相当お目出度い。
もちろんそれを堂々と放送するフジテレビも。

自分の父親に殺された息子の無念さに涙するのならわからないではないけどねぇ…

06/12/16 (土) 10:45:18

☆ おじさんさようなら ☆

1970年代にF1で活躍したクレイ・レガツォーニが、イタリアのパルマ近くで交通事故のため亡くなった。享年67。

1970年から80年にかけてフェラーリ、エンサイン、シャドウ、ウイリアムズなどのチームを渡り歩き、通算5勝を挙げたが、
80年のアメリカGP(ロングビーチ)での事故で下半身不随となり、引退を余儀なくされた。
けれど、その後もパリ・ダカ等に参戦し、ずっとモータースポーツへの情熱を持ち続けていた。

近年では、ホンダのCMでNSXをサーキットで走らせる彼の楽しそうな姿と笑顔が印象的だったのだが…

ご冥福をお祈りします。

06/12/13 (水) 21:43:17

☆ 開けてがっかり ☆

仕事から帰ってきたら、数日前にネットで注文した商品が届いていた。
\(^O^)/喜んで開けたら、注文した商品じゃなかった…似てるけど、違った。
ひょっとして注文を間違えたのかと思って調べたけど、間違ってなかった。

CD、DVD、本、時計、スニーカー、洋服、サングラス、帽子、カメラ、プリンター、フロアチェア、マットレス…
と今までたくさんネットショッピングしてきた…と言うより、最近はほとんどの買い物をネットでしてる感じだけど、こういうケース
は初めてだなぁ。

着払いっていっても、送り返すのは面倒臭い。
ちゃんと出荷検品してから発送して欲しいよなぁ。

あーあ、楽しみにしてたのに…

06/10/30 (月) 23:02:05

☆ ヘイデン初V ☆

昨日行われたMotoGP最終戦バレンシアGPは痺れた。

F1と同じように最終戦までもつれ込んだチャンピオン争いだったが、前回のポルトガルGPでランキングトップのヘイデンが、チームメイトであるペドロサの転倒に巻き込まれてノーポイントに終わり、6年連続チャンピオンを狙うロッシに逆転を許していた。
ポイント差は8。ヘイデンが優勝してもロッシが2位になればロッシがチャンピオン。そして予選ではそのロッシがポールポジションだったのに対し、ヘイデンは5位だった。

誰が見ても圧倒的にロッシ優位の状況でレースはスタートしたが、ポールのロッシが出遅れてしまった。が、それでも7番手。いつものロッシならば、何の問題もなくトップに浮上できるポジションだった。
ところが5周目に入って、あろうことかロッシが転倒!、最下位にまで落ちてしまった。一方のヘイデンは3位に浮上し、トップ2台のドゥカティ勢と3台でトップグループを形成していった。

ロッシは5年連続チャンピオンになったことでもわかるとおり、MotoGPにおいては圧倒的なスピードと安定感を持っているライダーであり、転倒もきわめて少ない。しかもプレッシャーがかかる状況になればなるほど強さを発揮するタイプ。
ポイントをリードして迎えたこのレースで転倒することなど、ロッシ自身を含めて誰も想像すらしていなかった。

ポルトガルのレースが終わった時点では、おいらもヘイデンの逆転Vの可能性は5%くらいしか残されていないと思っていた。
でもヘイデンはそうでは無かった。ポルトガルでの失意から見事に立ち直り、気迫溢れる走りをチェッカーまで貫いた。
その一方でロッシの転倒は、あまりにもあっけなくイージーミスに見えた。あんな素人みたいな転倒をするロッシは初めて見た。

ロッシが転倒してからゴールまでの25周は、ヘイデンにとってはとてつもなく長く感じられたのではないだろうか?
だがヘイデンは集中を切らすことなく、3位を守ってチェッカーを受けた。ロッシは13位までしかリカバリーできず、ヘイデンが逆転で自身初のワールドチャンピオンを獲得した。21世紀に入って初めて、ロッシ以外のライダーがチャンピオンになったのだ。

おいらはヘイデンのファンというわけではないが(おいらが応援しているのはカワサキの中野だ)、見ているうちに祈るような気持ちになっていた。ロッシの転倒でもわかるように、レースは何が起こるかわからない。ヘイデンが無事にチェッカーを受けた瞬間に、全身の力が抜けた。

歓喜のヘイデンは、ウイニングラップの途中でマシンを降り、コースに跪いて雄叫びをあげていた。わずか2週間前には、自らが思いもよらぬ転倒を喫して、グラベルに跪いて怒りの雄叫びをあげていたというのに…。

今期は、シーズン前半にロッシがつまずいている間にヘイデンがポイントを稼ぎ、後半にロッシが追い上げるという展開で、二人の直接対決というレースはあまり無かった。このチャンピオン獲得で、来期ヘイデンがロッシの真のライバルとなってくれればと思う。
そうすれば、来期のMotoGPは、今年のF1でのミハエルvsアロンソのような構図になるかもしれない。ロッシにはここ数年F1への転向の噂が絶えない。実際にフェラーリでのテストも行っている。ロッシがMotoGPにいる間に、歴史に残るような戦いを見せて欲しいと思うのだ。

06/10/25 (水) 22:11:59

☆ Danke Michael ☆

今年のチャンピオン決定戦かつミハエルの引退レースとなったF1ブラジルGPは、実に感慨深いレースだった。

ミハエルのチャンピオン獲得は、序盤のフィジケラとの接触によるパンクで最後尾まで落ちてしまった時点でほぼ絶望になってしまっ
たが、そこからの追い上げは鬼気迫る壮絶なものだった。中でも終盤のライコネンとのサイドbyサイドは、新旧フェラーリドライバ
ー対決という意味でも痺れた。
このままいけば表彰台も…という期待は、周回数が足りずに叶わなかったが、ファステストラップを連発するそのスピードは、改めて
ミハエルの凄さを見せつけられた気がした。なんでこんなに速いのに引退しちゃうんだか…。もったいないよなぁ。
ただ、奥さんの「無事に引退できて良かった」という言葉には、しみじみとさせられたな。

ミハエルには及ばなかったものの、スーパーアグリの2台も凄まじく速かった。琢磨の10位は、数字上ではたいしたこと無いように
思われるかもしれないが、レース中のペースはフェラーリ2台を除けば、トップグループと同じかむしろ速いくらいだったのだ。
ラップタイムモニターを見ながら、ずっと目の錯覚かと思ってたほどだ。
スーパーアグリのマシンはストレートが遅く、ストレートエンドの1コーナーでのパッシングが難しい状態だったにもかかわらず、1
0位にまで上がってきたのは、賞賛すべきこと。その琢磨はレース中のファステストラップで9位だったのだが、左近は7位!
残念ながらトラブルによる余分なピットインもあり、順位こそ16位だったが、セクター2ではミハエルに次ぐ2位のタイムを記録し
たらしい。
開幕戦のことを考えれば、僅か1年で本当によくぞここまで戦えるチームになったと思う。ほとんど奇跡に近い。
いくらバージョンアップしたとはいえ、4年落ちのモノコックを使ってるマシンなんだから。
レース後、ルノーのメカニック達がシャンパンを持ってスーパーアグリのピットへ祝福に駆けつけたというのもうなずける。

来年のF1にはミハエルがいない。鈴鹿のレースもない。それは残念なことだが、それでもF1は続いていく。
マクラーレンでのアロンソは、今年ほどは勝てないだろう。速さはあってもマシンの信頼性向上には時間がかかるし、タイヤがブリヂ
ストンの1メイクとなることで、今年のミシュラン・ユーザーは序盤苦しむだろうから。
ライコネンにしても、今年終盤のミハエルのような速さをすぐに発揮できるかといえば、難しいだろう。ブラジルで勝って自信を深め、
マシンにも慣れているマッサに、そう易々と勝てるとは限らないからだ。
ハンガリーで勝ち、シーズン終盤に速さを発揮してきたホンダも、タイヤとのマッチングに苦労するかもしれない。
そういう意味では、混沌としたシーズンになるような気がする。クビサやコバライネンといった若手ドライバーが台頭するチャンスも
大いにあるだろう。

来秋、F1が30年ぶりに富士に帰ってきたときには、どうなっているんだろう? 
案外、シーズン中に電撃復帰したミハエルがトップを快走してたりして…

06/10/10 (火) 00:30:22

☆ 入ってないよぉ〜! ☆

前代未聞なんだけど、決勝日の朝9時にはもう売り切れてました。今年のF1日本GPのプログラム。
ミハエル引退と、鈴鹿のラストレースということで3日間でのべ36万1000人もの観客が押し寄せたことを思えば当然かも。
ちなみに鈴鹿市の人口は20万人とか…。

そのプログラムに毎年付きものなのが、翌年の日本GPの優先予約のチラシ。
でも、今年は入ってないんだよねぇ、何にも。プログラムだけ。

日本で初のF1開催は76年の富士だったけれど、富士でのF1はその76年と77年の2回だけ。
87年から20年連続で開催してきた鈴鹿が、今となっては日本GPの歴史そのものといっても過言ではない。
日本のファンだけでなく、関係者やドライバーからもチャレンジングなサーキットとして高い評価を受けている鈴鹿でのF1が、
今年限りというのは、本当に残念でならない。

いつもなら決勝のチェッカーが振られた瞬間から、渋滞を避けるために観客の大移動が始まるのに、今年は席を立つ観客が少な
く、名残惜しそうに席に留まっている姿が目立った。できることなら永遠にこの場にいたいって、誰もが感じてるみたいだった。

サーキットから白子駅に向かって歩いているときに見た夕景は、今までに見たことが無いくらいとてつもなく美しくて、

(もうここを歩くことも無いのかなぁ…)

と思うと切なかったです。
また、復活してくれることを信じて願ってるけどね。

06/09/28 (木) 22:17:57

☆ 根本から間違ってるでしょ? ☆

ソフトバンクの孫社長が、今日行われたボーダフォン新製品発表会で、

「格好悪い端末ばかりだった。そのイメージを払拭する」

と発言したらしい。
端末のデザインやカラーバリエーション以前の問題として、「ソフトバンク」という「ボーダフォン」より圧倒的に格好悪い名前に
変えることは何とも思わないのか?(苦笑)

テレビCMもセンスの欠片も感じられない目を覆いたくなるようなものだけど、これで10月から一気にシェアを落としたら、

「予想外だ!」

って言うための前フリなんだろうね…。

06/09/13 (水) 20:45:35

☆ 幸せの黄色い新幹線 ☆

今日の午後、ずいぶんと久しぶりに黄色い新幹線を見た。
黄色い新幹線は、「ドクターイエロー」と呼ばれる新幹線電気軌道総合試験車のことだ。

おいらが通っていた小学校は新幹線の沿線にあったので、小学生時代はよく見ていたのだが、それ以来かもしれない。
小学生の時に見ていたのは、0系車両の初代(?)ドクターイエローだったが、今日見たのは700系の最新型だ。
ドクターイエローが700系になってるなんて、今日見るまで知らなかった。

昔のドクターイエローは、もっと浅い黄色だった記憶があるが、今日のはずいぶんと鮮やかな黄色だった。
10日に1度走ってるらしいけど、そうそう滅多に見ないよねぇ。
なんか御利益があるんだろうか…?

06/09/11 (月) 22:40:11

☆ 喪失 ☆

とうとうこの日が来たんだなぁ…

決勝後の記者会見で、とても穏やかな表情で淡々と自らの今シーズン限りでの引退を口にしたミハエルを見ながら、何とも言えない
気分になった。

悲しいでもなく、淋しいでもなく、もちろん嬉しいでもなく、仕方ないという諦めと、もったいないという残念さと、これで良かっ
たんじゃないかという安堵と、いろいろな感情が湧いてきた。

おいらは特別彼のファンではない。ただ彼の圧倒的な速さ、正確さ、強さにはいつもただただ感嘆するばかりだった。
セナ亡き後のF1界をひとりで牽引してきたのは、間違いなくミハエルだ。

日本では未だにセナの評価が高く、ミハエルの評価はあまり高くないような雰囲気があるのだけれど、ミハエルは少なくともセナと
同等か、それ以上のドライバーだと思う。もしセナが生きていたら、きっとミハエルに引退の引導を渡されていたに違いない。

考えてみればセナが鈴鹿で初のワールドチャンピオンになったのが1988年、その12年後の2000年にミハエルは鈴鹿でフェ
ラーリに21年ぶりのワールドチャンピオンをもたらしている。おいらは幸運にも、その2つの場面をスタンドから観戦していたが
どちらも感動的なレースだった。そして何故かどちらのレースも途中で小雨が降る天気だった。

そしてセナがいなくなったのが1994年、その12年後の今年、ミハエルは引退を決めた。まぁこじつけといえばそれまでだけれ
ど、94年のイモラでセナを追っていたミハエルは、セナから託されたものを感じながら、今日まで走ってきたような気がする。

昨年あたりから、さすがのミハエルにも衰えが見え始めていた。そう遠くない将来に、こういう日が来ることは感じていた。
今年の鈴鹿が彼の見納めになってしまうのか…。

来シーズンが開幕して、そのスターティング・グリッドにミハエルの名前がないことに、きっと違和感と物足りなさを感じるんだろ
う。でも、その喪失感もやがて現れる次代を担うドライバーがいずれ埋めてくれるのだろうが、ミハエルの記録を塗り替えることが
できるドライバーは今世紀中には出てこないかもしれない…

今はただ、ミハエルが無事に最終戦ブラジルGPのチェッカーを受けられることを祈っている。

06/08/23 (水) 21:05:55

☆ 水金地火木土天海? ☆

冥王星が降格って…
惑星に昇格とか降格があるのか…?
なんか可哀想な気もするなぁ。
別に冥王星に知り合いが住んでるわけでもないんだけど…

06/08/22 (火) 22:02:18

☆ うんざり… ☆

たかが高校生の野球に何を大騒ぎしてるんだろ?
そんなものがトップニュースなのか?
子供の野球が最大の関心事なんていう、暇でアホな国民はほんの一握りだろうに…

自民党がメディアに口出しすると、鬼の首を取ったように報道の社会的意義を振りかざすが、こんな程度の報道しかできないようなメディアなら叩かれても仕方ないだろう。
そもそも存在意義そのものが疑問に思えてくる。

高校野球やその選手達がくだらないとは言わないが、それを自分たちの金儲けのためにさんざん弄んでクズのように捨て去るマスコミを含めた取り巻き連中には反吐が出る。

まぁバラエティ番組の「報道ステーション」に報道機関としての自覚なんて求めるのがそもそも間違いなのだろうが、他局のニュースも似たり寄ったりで話にならない。

日本って今そんなに平和なの?
韓国やロシアに領土を侵略されたまんまで、漁民が殺されてるっていう時代なのに?

なんかもううんざり…





06/08/01 (火) 21:19:24

☆ 夏の夕暮れ ☆

仕事から帰ろうと建物の外に出たら、西の空が真っ赤に染まっていた。
それはそれは真っ赤で、ちょっと気味悪いくらい真っ赤だった。
空の西半分が、ただただ真っ赤だった。

いや、ただそれだけのことなんだけど…。

06/07/27 (木) 12:29:33

☆ 願望 ☆

夏が来た。

嫌になるくらいに浴びせられる陽光にクラクラしながら思うことはいつもただ一つ。

「光合成したい!」

06/07/25 (火) 23:14:14

☆ 大絶賛 ☆

本当はね、あんまり期待していなかった。でもずっとずっと好きだったから、まぁハズレでもいいやって思いながら買った。
先週の土曜日に届いたけど、ipodに落としただけで聴いてなかった。

んでね、昨日聴いたの。寝る前にね。そしたら…

そりゃもう大騒ぎさ!

まいったよ。ホテルの部屋で笑い声を必死でこらえてた。
そんでもって、あんまり可笑しいのと、懐かしいのと、しみじみするのとで、涙が出そうだった。

考えてみたら28年ぶりだった。この人のCD買ったのは。
いや、28年前はレコードだったから、CDは初めてか。

まだ7月だけど、間違いなく今年最高のアルバムだと思う。
個人的にはレコード大賞とグラミー賞と上方お笑い大賞とまとめてあげたいくらい。

でも世間の大半の人は忘れてるし誤解してるんだろうな。
今は誰もこの人がシンガーソングライター(この言葉も死語だけど…)だなんて思っちゃいないもんな。
歌を歌ってるのは知っていても、コミックソングの人だと(例えば嘉門達夫と同類のような)思ってるんだろうな。

おいらはずっと日本最高レベルのアーティストだと思ってるんだけど。おいらの中では桑田佳祐と同列。
LOVE PSYCHEDELICOの曲の中に混じっていても、別に違和感は無い感じ。
嘉門みたいな落語家くずれとは、まったく次元が違う人だと思ってる。
小話を適当な曲に乗せて歌うお笑いと、卓越したメロディメーカーのセンスがあるミュージシャンを一緒にしちゃ失礼だ。

もちろん笑える曲もいっぱいある。めっちゃ笑える。
今思い出しただけでも、顔がニヤける。
でもね、それだけじゃないんだよこの人はね。
ちゃんとした曲だって作れるの。
心の奥の深いところに染みこんで、自然と涙が流れるような曲もね。

どんなミュージシャンよりも早くから沖縄のメロディを取り入れていたのもこの人。
「島唄」なんかが流行るよりも昔からね。

どんなジャンルの曲でも作れるのもこの人の凄いところ。
そう言う意味ではワールドミュージック。

どんなに言葉を綴っても褒めきれないなぁ…
聴いてもらえば早いんだけど。

どんなに落ち込んでる時でも、これ聴いたら笑顔になるよ、きっと。
そして泣けるかもしれない。


それにしてもお得なCDだよな。20曲も入ってるのに2500円なんだもん。破格と言っても良い。
おいらなら5000円でも買うよ…って思ってたら4500円でTシャツがおまけに付いてきた。

詞も曲もアレンジも録音のクオリティも文句なし。
何でこんなに音が良いんだろ?
これくらいのクオリティがaikoのアルバムにもあればなぁ…。aikoのはいつも酷いから。

28年前に買ったアルバム(彼のデビュー作からの3枚)は、25年前に友達に売ったけど、まだお金もらってないなぁ…
お金いらないから返して欲しいなぁ…


ちなみに、彼のデビュー作からの3枚は、

「現金に手を出せ」
「セロリパセリ」
「成り下がり」

です。

そして今度買ったCDは

「安全第二」

です。

誰もが知ってる毎日テレビで見られる超有名人ですから名前は書かなくてもわかりますよ…ね?

06/07/12 (水) 12:43:36

☆ ジズーとモンちゃん ☆

試合直後はあらゆるマスコミからアホ、バカ、キチガイと叩かれたかと思ったら、今度は相手選手の発言内容(すべて憶測だが)が伝
わるにつれて同情論が高まってきているジダンの頭突き問題。

でも、あれはやっぱりジダンがアホでしょ。
ジダンが世界最高レベルのプレーヤーであることは間違いなく、引退も本当に惜しいと思う。
ただ、今回のことは高々レッドカードを1枚もらっただけのことで、たまたまそれが引退試合となるW杯の決勝戦だったというだけの
ことにすぎない。
そんなに大騒ぎするほどのことじゃないと思うんだけどね。

サッカーに限らず、スポーツの世界では相手選手やファンから罵声を浴びることなど日常茶飯事で、その中には聞くに堪えないような
酷いものだっていくらでもある。
でも、いちいちそれを気にしていてはやっていられないから、普通は聞き流すものだ。
選手同士の場合は、お互い様の部分もあるしね。

だから、マテラッツィの言葉がどんな言葉であったとしても、それに心を乱してしまったジダンの行為がアホなこと。
それはジダン本人が一番わかっているはず。

でも今の情勢だと、何を言われたかが明らかになった瞬間に、今度はマテラッツィが叩かれそうなんだよなぁ。
そういうことにはならないで欲しいと思う。

あのレッドカードがジダンのこれまでの実績と栄光に傷をつけるものではないし、マテラッツィの行為も(酷い言葉を言ってたとして
も)ピッチの上ではよくあることにすぎない。
もう終わったことととして、さらっと水に流せないものかねぇ?


そりゃそうと、モンちゃんがシーズン途中だというのにマクラーレンを辞めちゃった。
来シーズンからNASCAR転向というニュースが流れたと思ったら、いきなりかよ!
もうF1に未練は無いみたいだね。
ダニカもNASCARに転向の噂が出てるし、ビルヌーヴにもあるし、来年はNASCARが面白くなるかもね。
日本のもてぎでもまたやってくれると良いのにねぇ…。

06/07/06 (木) 12:33:49

☆ 大丈夫なんでしょうか? ☆

2008年から統一化されるF1エンジンのECUを、マイクロソフトが開発することになったと発表された。

「・・・・。」

大丈夫なんでしょうか?
暴走したりしないよね?
ドライバーの命がかかってんだからね。

どこかもっと真っ当な会社に頼めなかったのかね?


F1といえば、来年から日本GPが富士に移ってしまうが、春の開催を模索していた鈴鹿での開催は難しくなってきたようだ。
富士じゃ見に行く気しねぇなぁ。
きっと初開催の来年は周辺が大混乱になると思うんですけど、大丈夫なんでしょうか?

少なくとも鈴鹿みたいに15万人動員は物理的にムリだろうね。
トヨタの我が儘もいい加減にして欲しいよね。

ヘリでもチャーターできるんなら行っても良いけど…。

06/07/05 (水) 12:50:40

☆ 空中戦 ☆

朝起きたら「ディスカバリー」が飛んでた。
北朝鮮のミサイルも飛んでた。

ドイツもぶっ飛んだ。

ブラジルに勝つのは予想してたけど、ひょっとしてジダンがもう一度W杯を掲げる日が来るのか?

とにかく騒々しい朝ではあったなぁ…。

06/06/15 (木) 12:51:22

☆ 6億8000万… ☆

昨日放送の「世界バリバリバリュー」で、F1モナコGPを取材していた。
その中で、テリー伊藤…じゃなくてデューク更家のモナコにある自宅を訪れていた。
彼がモナコ在住というのは知っていたが、まさかそのマンションの部屋があそこにあるとはねぇ…。

グランプリコースの中で、モナコは唯一トンネルがあるのだが、そのトンネルの出口の真上がデューク更家の部屋だった。
つまり部屋のバルコニーから真下を走るF1を観戦できるということ。
今年のマシンではちょっとスピードが落ちたとはいうものの、ほぼ300km/hで飛び出してくる場所だ。

(羨ましい…)

ちなみに今は賃貸だそうだが、買おうとしているとのこと。そのお値段が6億8000万!
サマージャンボと年末ジャンボを連続当選しても足りないぞ。

おいらも今日からウォーキングを始めるか…意味無いけど。

06/06/13 (火) 12:36:25

☆ 他になかったの? ☆

昨日の日豪戦については、あらゆるメディアであらゆる人達があらゆる意見を述べているので、試合内容に対して特に言うことはない。
これがワールドカップだし、これがサッカーというゲームだ。3試合のうち1試合が終わっただけで、既に予選敗退濃厚みたいなムード
になっている連中は、とっとと何処かへ消え失せて欲しい。目障り耳障りなだけだ。

それはともかく、昨日はNHKの中継を見ていたのだが、試合開始前に暗澹たる気分にさせられた。
それはあのテーマソングである。昨日はじめてNHKの中継を見て、あの曲を聴かされて、試合前の盛り上がった気分が一気に萎えた。

「何だこりゃ?」

どうしてまたよりによって、4年に一度のワールドカップ中継のテーマソングが、あんな幼稚園児のお遊戯会みたいな歌になっちゃった
んだろ? 曲の最初から最後まで、まったく音程が合っていないという見事な歌唱力を披露してくれているのは勝手だが、サッカーを見
たいだけなのに、毎度毎度あの曲を聴かされる身にもなってみろってんだ。まったくもって勘弁して欲しい。

オリンピック中継とかワールドカップとか、過去にもNHKは色々とテーマソングを使用してきたけれど、史上最悪でしょ?
あれだったら、マツケンサンバの方が100倍マシだわ。とりあえずお祭り気分は盛り上がるし。

試合内容よりもずっと、あの曲の気分悪さが残ってしまって、そういう意味でも昨日の試合は楽しめなかった。
次戦はテレビ朝日の中継だから聴かなくていいので、試合内容もきっと楽しめると信じている。

06/06/11 (日) 00:08:29

☆ 広島、イギリス、イングランド ☆

広島駅から30分ほど広島郵便貯金ホールまで歩いた。少し曇り気味とは言え、やっぱりちょっと暑かった。
先月もこの道を歩いたけれど、あれは平原綾香コンサートの帰りで夜だったからなぁ。
今日は元ちとせのコンサートだ。ずっとipodで最新アルバムの「ハナダイロ」を聴きながら予習してきた。
この広島郵便貯金ホールは来年3月末で閉館するらしい。先月乗ったタクシーの運転手さんも残念がっていた。

元ちとせは、2年前(?)だったかに同じ広島で見て以来。もちろん結婚、出産後は初。
テレビで見ているときから思っていたのだが、結婚前と較べてちょっと声の感じが変わったような気がした。
以前より少しハスキー気味になって、艶っぽくなっているけど、ちょっと高音の伸びは鈍ったかなぁと。
「ワダツミの木」は、ちょっと高いところがキツそうだった。今日のコンディションかもしれないし、微妙だけどね。

コンサート自体は、無駄なMCが少なく、どんどんと曲をたたみかけてくるので、とても濃密な良いコンサートだった。
声質の変化はあるけれど、やっぱりこの人の歌のパワーはとてつもないものがあると実感させられた。
最新アルバムの「ハナダイロ」に収められている「死んだ女の子」という曲があるのだけれど、この曲を広島の地で聴くと胸が締め付けられるような思いがした。広島郵便貯金ホールは旧太田川に面している。原爆ドームは2kmほど下流だ。

ずっと簡素なMCだったが、アンコールの最後のMCは少し長かった。
小さい頃に1日だけ捕まえて海に返したウミガメの背中に書いた文字の話だったのだけれど…。
そういえば、途中で頭に紅葉まんじゅうを載せた、変なキャラクターが登場して踊ってたんだけど、あれは何だったんだろう?
広島では有名なのかなぁ???

帰りは疲れたのでタクシーに乗った。とても言葉遣いが丁寧で親切な運転手さんで感動した。でも運転は「カミカゼ」だった(笑)。


「カミカゼ」といえば右京、右京と言えばF1だが、イギリスGPはW杯の影響で予選も決勝も時間が繰り上げられた。
F1もW杯には勝てない。イングランド戦と時間が重なっちゃまずもんな。

そのイングランドはまず初戦に勝ったねぇ。今回のイングランドには期待してるんだけどなぁ…。

06/06/08 (木) 23:59:54

☆ 右京とか亜久里とか虎之介とか高千穂とか… ☆

こうして並べてみると、F1ドライバーになるためには珍しい名前じゃないとダメなの?と言いたくなるのだが、また新たな日本人ドライバーが誕生しそうだ。

スーパーアグリF1の第3ドライバーとして、明日から始まるイギリスGPからアメリカGPまでの3戦で、山本左近が乗ることになった。
昨年の日本GPで金曜日にジョーダンの第3ドライバーとして走っているので、これがデビューというわけではない。
しかし今回は、状況によってはその後のレース・ドライバーへの昇格もあり得る。モンタニーとの契約がアメリカGPまでしかなく、その後のフランスGP以降については、まだ未定だからだ。

もともと左近は開幕前から琢磨のチームメート候補として噂に上っていた。井出のライセンス剥奪が起きたときにも、すぐにその代役として左近の名前が挙げられていた。しかし、井出の一件があったため亜久里代表も日本人の起用には慎重にならざるを得ないだろうと考えられていた。おいらも今シーズン中は、モンタニーで乗り切るのではないかと考えていた。
モンタニーは経験も豊富で、スピードもあり、現在の選択肢としては悪くないドライバーだからだ。

だが亜久里は、良い意味で世間の予想を裏切ってくれた。

井出の場合に問題となった英語によるコミュニケーション能力についても、左近の場合はある程度大丈夫そうだし、ドライバーとしてのスピードもそこそこは持っている。
とはいえ、今のSA05をドライブすることはかなり困難な仕事であることには変わりない。
世間は誤解しているかもしれないが、井出は決して遅いドライバーでも、下手くそなドライバーでもないのだが、それでもぶっつけ本番でのドライブでは、きちんと走らせることができなかった。
左近は、慎重な井出に比べれば良くも悪くもイケイケな部分があるので、それなりのスピードは見せられるかもしれない。
ただし、安定感は井出以下だ。今年のスーパーGT開幕戦で、ピットロードでのブレーキングでクラッシュしたようなポカもある。
F1であんなことやってたら、井出の二の舞になりかねない。

開発が間に合えばフランスGPでは、待望のニューマシンSA06がデビューする。そのデビューに合わせて左近が乗るのであれば、マシンのハンディは井出よりは少なくて済む。亜久里の狙いもその辺りにあるのかもしれない。
ただ、今度左近が問題を起こせば、当分日本人ドライバーにはスーパーライセンスが発給してもらえなくなるかもしれない。
左近には、そういった責任を自覚したうえで、伸び伸びと走ってもらいたいものだ。

06/06/07 (水) 12:32:03

★ 残念です ★

 マン島TTレース予選走行において、5月29日にクラッシュし負傷していた前田淳選手が、イギリス現地時間6月 5日午後11時16分
(日本時間・6月6日午前 7時16分)搬送先のマンチェスターの病院にて永眠されました。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

06/05/24 (水) 18:50:03

☆ 一服してぇ… ☆

タバコなるものを買わなくなって早9ヶ月。今ではすっかり新幹線は禁煙車、ホテルは禁煙ルームが当たり前になってしまった。
なので昨今のタバコ値上げのニュースも他人事。ご愁傷様と思うだけ。
ま、それはいいのだけれど…。

仕事をしていてちょっと疲れてきたり、煮詰まってきたときに、

(一服したいなぁ…)

とつくづく思う。別にタバコが吸いたい訳じゃない。ただ喫煙者なら席を離れて喫煙室で、しばらくボーッとできるのになぁと思うと
羨ましく思うのだ。

タバコを吸わなくなると、席を離れて一息つけるのはトイレしかない。でもトイレじゃなぁ…。

自分の会社ならともかく、客先で仕事してたりすると余計にそういうブレイクが欲しくなる。客先だと喫煙室だって当然客先なわけだ
が、喫煙室だとたとえ客先であっても独特の連帯感のような雰囲気があって、わりとのんびりできるものだ。

だからって、そのためにわざわざタバコを吸おうとは思わないけど…。

06/03/24 (金) 00:25:28

☆ 付ける薬なし ☆

もういまさらこいつに「バカ」とか言うことすら馬鹿馬鹿しいのだけれど、森喜朗とかいうボケ老人がまたイタイ発言をしたらしい。今日開催された日本オリンピック委員会の会合に出席した日本体育協会会長の森喜朗理事は、原田雅彦の名をあげて
「4回も5回もオリンピックに行くのがいいのかな、とも思う。2回行ったら3回目は出さないとか。もうちょっと次への期待を持てる若い選手を出してあげられれば」
と発言したという。

前から知ってたけど、やっぱりバカ。もうお見事というしかない。
どうやらこの人は北京オリンピックに、谷亮子も野村忠宏も出さないつもりらしい。
ぜひ北京オリンピックの柔道代表選考が始まったら同じ発言をしてもらいたいものだ。

トリノの惨敗を批判しておきながら、一方で実力が低くても将来性のある若手を使えとは明らかに矛盾していることすらわからないのか?
原田が選ばれたのは、結果を求めたが故のことであり、彼に取って代われるような有望な若手が育っていなかったことこそが問題なのに、出場回数の多寡の話にすり替えている幼稚さは、ある意味あっぱれなキチガイぶりである。

JOCもこんな奴会議に呼んでくるなよ。みんなを笑わせるための余興のつもりか?

ちなみに3回目のオリンピックが出場できなかったら、原田雅彦は長野オリンピックに出場できなくて、日本の団体金メダルは無かったかもしれないのだが、森喜朗さんはその方が良かったんでしょうかね?
谷亮子が金メダルを取ったのも「3回目」のシドニーだったけど、あれも要らなかったんだよね森さんは。

この爺にそんな記憶力は無いか…。

オリンピック選手の出場回数にケチをつけるくらいなら、政治家も2回当選したら3回目はもう出ないようにしろよ。
「次への期待を持てる若い人」に道を譲ってあげたら?



06/03/21 (火) 03:19:50

☆ 本当に終わりかな? ☆

原田引退の報道が出てからも、あんまり信じていなかった。今日、本人の会見が行われたけれど、まだ何となくスッキリしない。

特別に詳しいわけではないけれど、おいらはスキージャンプが小さい頃から好きだったので、国内大会でもテレビ中継は欠かさず見てきた。
色んな選手がいる中で、原田だけは特別だった。あの独特の高い飛行曲線で飛び出していく彼のジャンプにはいつも魅了された。
何で彼だけがあんなに高いところを飛んでいけるのか不思議だった。遠くへ飛ぶためには決して理にかなっているわけではないのに、ツボにはまるとどこまでも飛んでいった。でも、ドツボにはまるとあっけなく落ちた。
特大ジャンプか失敗ジャンプのどちらか。その極端さも見ていて面白かった。だから、リレハンメルの団体2本目の時も、長野の団体1本目の時も、

(あぁやっぱりやっちゃったか)

と笑っていた。それが原田のジャンプなんだから。

リレハンメルでは避難の嵐、長野では大絶賛、そしてトリノではまた非難され…これほどまでに天国と地獄を行ったり来たりしたアスリートも珍しいと思う。
けれど5度のオリンピック出場というのは大偉業だ。あの船木ですらトリノには出られなかったのに、原田は土壇場でトリノへのチケットを手に入れた。その凄さを世間は過小評価していると思う。
本来なら、もっと早くに原田を引退せざるを得ない状況に追い込むような若手がどんどん出てくるべきだったのだ。
だが原田、船木に続くような選手がなかなか出てこなかった。それは原田にとってもある意味不幸なことだったかもしれない。

とにもかくにも、もう二度とこんな選手は現れないだろう。あんなに高く飛べて、あんなに好不調がはっきりしていて、何があってもいつも笑顔で、自分のミスを素直にカメラの前で謝るような選手はね。

おいらはずっと原田を応援してきた。長野五輪の時は涙が溢れて止まらなかった。今、思い出しても目が潤んでしまう。
あんなドラマを演じられるのは原田しかいない。やれったって誰もできないけどね。

だから信じたくないな、引退なんて。今後は雪印のコーチになるらしいが、プレーイングコーチとしてこれからも飛んで欲しいなぁ。案外来シーズンになったら、選手に戻ったりしてんじゃないの?そんでもって勢い余ってバンクーバー五輪にもちゃっかり出ちゃったりして。

色んな意味で、期待を裏切ってくれる原田だから、そんなことがあっても良いような気がする。

06/03/10 (金) 00:28:35

☆ 劇団つながり? ☆

劇団ひとりって「劇団」が苗字で「ひとり」が名前なのか?
なんか違うような気がするなぁ…ってなことは置いといて。

最近読んで面白かった本が2冊あった。
1冊目は、松尾スズキ著「クワイエットルーム」。
松尾スズキと言えば、知らない人以外はみんな知っている劇団大人計画の松尾スズキ。
クドカンのドラマとかにもよく出てるあの人。
芥川賞の候補にもなってたからそこそこ売れたのかなぁ?読もうと思ってタイミングを逃していたのだがやっと読んだ。
簡単に言うと、ちょっとしたはずみ(?)で精神病院の閉鎖病棟に強制入院させられた主人公(女性)が退院するまでの入院生活の話。
もうめっちゃ笑えた。読みながら思わず顔がにやけていたと思う。
新大阪から東京に向かう新幹線の中で隣に誰も座っていなかったから平気だったけど。
あっという間に読み終えて、何だか妙に清清しい気分になれた。
この感じは何かに似てるなぁと思って、その時はわからなかったけれど、少し時間が経って気が付いた。
タランティーノの映画と同じだなぁと。
エロもグロも暴力もこれでもかって詰まっているんだけれど、決してそれが嫌じゃなくて、見終わったときにある種のカタルシスを感じられるところが似てるような似てないような…(どっちなんだ!)
小説を読んでるというよりは、舞台を見てるような感じで、すごく映像が浮かぶ作品だったから余計にそう思ったのかもしれない。
まぁ松尾スズキが演出するとして、誰が主演するかは難しいところだけどね。

もう一冊は、劇団ひとり著「陰日向に咲く」。
劇団ひとりといえば劇団ひとりです。何かって言うとすぐに泣くあの芸人の。彼の処女小説がこれ。
読んでびっくりした。
子供の読書感想文みたいな表現だけど、本当に。
リリー・フランキーの「東京タワー」ほど号泣はしないけど、いっぱい笑った後にちょっと泣ける。
少なくとも重松清の「その日の前に」よりは、こっちのほうが泣けると思う。
処女作のインパクトとしては、綿矢りさの「インストール」以来かも。
登場人物がどいつもこいつもダメ人間。でもとっても人間臭くて憎めない奴ばかりで魅力がある。
同じ物書きとして(誰がだよ!)ちょっと悔しいくらいに人物描写が巧い。しかも深い。
ぜひ次の作品が読んでみたいです。ビギナーズラック(にしては出来すぎだが)かどうかを確かめるためにも。

一般的には「陰日向に咲く」の方がお勧めかな。たぶん誰が読んでもわかると思うから。
「クワイエット・ルーム」は、品行方正な方にはお勧めできません。でも、面白いよ〜。

06/02/26 (日) 03:46:29

☆ 湯浅の2本目に感動 ☆

オリンピック観戦も仕事も忙しくて、つい日記がおろそかになってしまっていた。
書きたいことも色々と(カーリングでの刈谷アナの実況についてとか、スーパーアグリF1の初テストとか、「贋作・罪と罰」
観劇とか、松尾スズキの「クワイエットルーム」の話とか…)あったのだが、それは明日にでもゆっくりと…書けるかどうかは
わからない…。

で、とりあえず昨日の女子フィギュアについて。(こっから下は昨日書いていたもの)



今回のオリンピック開幕前に荒川の金メダルを予想した人が何人いただろう?
荒川に限らず女子フィギュアでの金メダルは誰も予想していなかったのではないだろうか。
それくらいスルツカヤ絶対優位の前評判は高く、実際に彼女にはそれだけの力と実績があった。
したがって日本の選手がメダルに届いてもそれは良くて銀止まりのはずだった。
それでも荒川は見事な演技で金を獲り、スルツカヤはまたもオリンピックの女神から見放されてしまったのだ。
オリンピックでメダルを取ることの困難さを如実に物語る幕切れだった。

荒川の金については文句無しといえる。フリーで村主の逆転を許した昨年の全日本選手権の時から比べても、遥かに良くなった。
このオリンピックにピタリと照準をあわせて調子のピークをもってこれたのだろう。こんなに伸び伸びと気持ち良さそうな荒川
の姿を見たのは久しぶりだった。SP、フリーで共に自己ベスト更新というのは天晴れとしか言い様がない。

村主がメダルに届かなかったのは個人的には非常に残念だったが、彼女なりの最善は尽くしたと言えるのではないか。
荒川に比べると必ずしも好調ではなかったようで、練習ではジャンプを何度も失敗していて、本番に不安を抱えていたはずだが
必死に持ち堪えた。
同じく練習で転倒していたコーエンが本番でも失敗し、あのスルツカヤまでもが転倒してしまうという緊張感のなかで、彼女は
本番での強さを見事に発揮した。
昨年の全日本選手権のときもそうだったように、練習より本番の方が強さを発揮する、練習で失敗していたことが本番ではでき
てしまうというアスリートは日本人には稀なのだが、それを支える精神的な強さは本当に凄みを感じる。
得点こそ伸び悩んだが、順位は順当だったとしてもコーエン、スルツカヤとの差は得点差ほどには無かったように思う。
惜しむらくは、荒川とは逆に全日本選手権の時より調子を落としていたこと。
もっともあの時の村主はスペシャルだったので、オリンピックの舞台であれを望むのは酷だろう。もし今日同じレベルで演技で
きていれば、メダルに手が届いたかもしれなかったが…。

安藤は今後マスコミに叩かれるだろうなぁと思わざるを得ない内容だった。
4回転にチャレンジした意欲は買う。ただ今日の内容では、仮に4回転を成功させていたとしてもベスト10に入れたかどうか
怪しいようなお粗末さだった。
フリーの4分間をきっちり滑りきるだけのスタミナが無いなんてお話にならない。このオリンピックまでに何を準備してきたの
だろう? 4回転の練習しかしてなかったのか? そんなことは無いだろうが、所詮ジャンプは要素の1つにしか過ぎず、それ
だけで得点が決まるわけではない。もし村主に4回転ジャンプが跳べれば金が狙えるが、今の安東は4回転ジャンプが跳べても
ただそれだけの人だ。
ワダエミデザインの衣装もちょっとなぁ…。フィギュアの衣装としてはちょっと失敗だったのでは?
舞台衣装は本当に素晴らしいデザインをする人なんだけどねぇ。

安藤はこれからもフィギュアで上を目指すのであれば、基本的な身体作りからやらなきゃダメなんじゃないのかな。
フランスW杯から帰ってきたときの城のように、空港で水をかけられる事は無いだろうが、いろいろな批判を受けることは覚悟
して帰ってこないといけないかもしれない。


…って昨日はここまでしか書いてなかったんだけど、マスコミは荒川一色で安藤はほったらかしみたいだね。

にしても、皆川惜しかったよなぁ。2本目に湯浅と同じくらい攻め切れていればメダルに届いたのに。それでもアルペンで二人
入賞は素晴らしい。湯浅の2本目の滑りには荒川の金メダル以上に感動したよ。

オリンピックも明日で終わりなんだよな。
今回はスケートもカーリングもフィギュアもモーグルもスノボも活躍したのは何故か女性ばっかり。
だからこそ今日の回転でメダルを取って欲しかったなぁ…。





06/02/12 (日) 02:41:59

☆ なんで? ☆

原田がスキー板の長さ違反で失格って、そんなぁぁぁぁ…
相変わらず色んなことやってくれるよな、原田は。
そんなにドラマティックにしなくていいのに。
まったくこの人とオリンピックって、どうしてこんなに予想もつかない出来事の連続なんだろう?
これで終わりなんてあんまりだ。
ラージヒルも飛んでくれー!!

06/02/12 (日) 01:17:44

☆ ドーナツターン ☆

今日も仕事だから早く寝なくちゃと思いながらも、気がついたらトリノオリンピックの開会式が始まってしまい、つい見てしまった。
それでもさすがに入場行進が始まる頃には眠くなってきて、カナダぐらいまで見たところで意識が無くなった。

やがて、遠くから聞こえる音に反応して、目を覚ました。
付けっぱなしになっていたテレビ画面には、ドーナツターンをしているフェラーリの姿があった。

眠っていてもF1の排気音には、ちゃんと反応してしまう自分に自分で驚いた。

まさかとは思ったけど、オリンピックにF1が登場するのはイタリアならではだなぁ。
フェラーリが姿を消した後でVIP席のルカ(前フェラーリ社長で現在は親会社のフィアットの会長)が映っていたけど、テレビ解説ではちゃんと言ってた? 
寝ぼけていたのでアナウンスは聞いてなかったし、マシンも何年モデルかまではわからなかったんだけど、F2004あたりかな?

それはともかく、今日からまた2週間寝不足の日々が続くなぁ…。がんばろう…。

06/02/10 (金) 02:18:32

☆ 19 − 1 ☆

9月17日に、第17戦として開催される予定だったF1ベルギーGPがカレンダーから落ちて全18戦となった。
一応公式発表ではサーキット施設の改修工事が間に合わないためという理由になっているが、実際には昨年まで担当していたプロモーターが破産したことによる金銭的な面が原因だろう。
いずれにしても、理由はともかくスパ・フランコルシャンを走るF1が見られないのは、とても残念だ。

近年のF1開催サーキットは、高い安全基準をクリアしなければならない(モナコは例外だが)ということもあり、設計の新しい近代的なサーキットの割合がどんどんと増えていき、昔からの歴史あるコースが少なくなってしまった。
その中で、スパ・フランコルシャンは鈴鹿と並んでドライバー達に愛されるドライバーズサーキットであり、見る側にとっても楽しいサーキットなので毎年楽しみにしていた。
レースを左右するスパ・ウェザーと称されるコロコロと変化する気まぐれな天候も特徴で、波乱のレース展開となることも多く、また何より一部公道を使用したコースそのものが変化に富んでいて、素晴らしい。
オー・ルージュ(日本語にすると「赤い水」)と呼ばれる強烈な上り坂は、ドライバーの度胸が試されることでも知られている。

最近になって、来年の富士スピードウェイでのF1開催の噂もちらほらと聞かれるようになってきた。
それが鈴鹿での日本GPとは別のGPとして開催されるのならともかく、もし日本GPとなり、鈴鹿がカレンダー落ちするようであれば悲しいことだ。

来年度のベルギーGP復活と、鈴鹿の契約継続のニュースがいつか聞けることを願ってやまない。

06/02/09 (木) 01:02:23

☆ 有頂天ホテル ☆

「有頂天ホテル」観てきました。土曜日にですけど。面白かったです。
三谷作品(ドラマでも映画でも舞台でも)が好きな人には、きっと楽しめること請け合い。そうじゃない人でも、普通に楽しめると
思います。
ま、ようできたコメディーですわ。次から次へと笑わせてくれます。
とにかく豪華なキャストなんですが、この映画で最もインパクトが強いのは、伊東四朗。
主役じゃないんですけどね。ホテルの総支配人の役です。セリフはそんなに多くありません。
でも彼が画面に登場するたびに、観客席がどっと沸くんですよね。
役者と言うよりコメディアンとしての真骨頂を見せてもらった感じ。
他のたくさんの役者さんが熱演してるんですけど、彼が登場すると全部ぶっ飛んじゃって、観客の視線が釘付けになるんですよ。
最高でした。

どうでもいいけど、気になったことが一つ。
津川雅彦が演じる大富豪がホテルの前で事故を起こすっていう設定で、その事故現場が映るんだけどそこに登場する車が…。
電柱だったか街灯だったかにぶつかってるフロントから徐々に後ろへパーンしていくんだけど、立派なフロントグリルが見えるので、おいらの隣に座ってた客がまんまと騙されて
「ロールスロイスだよ」
って思わず口走ってたんだけどさ、あれ光岡自動車のガリューじゃん。セドリックの改造車。
これって狙いだったんだろうか? 
これだけはわからなかった。狙いじゃないんだったら、ちゃんと本当の高級車を使って欲しかったんだけど…。

とにかく色んな要素(仕掛け、小ネタ)が詰め込まれてるので、1回観ただけだと見逃してる部分があるんじゃないかと思うので、もう1度観たいなぁ。

06/01/26 (木) 00:25:18

☆ 12人の優しい日本人 ☆

シアタードラマシティで、「12人の優しい日本人」を観劇した。今、映画「有頂天ホテル」の大入りで本人が有頂天になっている(と本人が言っていた)三谷幸喜が作・演出をしている喜劇だ。
「もし日本に陪審員制度があったら…」という設定で、12人の陪審員が1つの部屋で討論をするだけの話。
キャストは、浅野和之、石田ゆり子、伊藤正之、江口洋介、小日向文世、鈴木砂羽、筒井道隆、生瀬勝久、温水洋一、堀内敬子、堀部圭亮、山寺宏一という豪華な面々。

舞台は陪審員達が話し合う1室のセットのみ。中央に円卓が置かれており、12人全員が2時間の上演中ずっとここにいる。
芝居が始まってからはしばらくの間は、部屋に入ってきた12人がそれぞれ好き勝手に行動してしゃべっているので、どこを見ていいんだか目がうろうろしてしまい、ちょっと戸惑ったものの、次第に議論がエスカレートしてどんどんと話しに引き込まれていった。

今日は20列目という舞台全体がちゃんと見渡せる席だったが、それでも1人がしゃべっているときに残りの11人が11通りのリアクションをしているのを全て見ることは無理なので、細かい動きのギャグを見逃したり、小声でのボケや、突っ込みを聞き逃したりっていうこともあった。
この芝居は、見る席によっても、誰に着目して見るかによっても、何通りにも楽しめる芝居だなぁと思った。
もし自分のお気に入りの役者がいれば、2時間ずっとその人だけを見ていたっていいわけだから。

正直2時間で一幕というのは、途中でダレたりしないかなぁと危惧していたけれど、その心配は無用だった。無罪から有罪へ、有罪から無罪へ。議論が進むにしたがって揺れ動く12人の心の人間模様が見事なエンターテイメントになっていた。

28日(土)にはWOWOWで生中継されるのだが、今はウィークリーマンション住まいで、見られない…。
その時間、もし仕事が休みなら「有頂天ホテル」でも観に行くか…。

06/01/13 (金) 01:27:45

☆ ビックリするわ ☆

今日な、仕事帰りにコンビニ寄ってな、缶チューハイ何本かとサントリーのキレ味生と買ってきてな、
さっき風呂上がりにキレ味生飲んでみたんやけど…。

不味いなぁこれ。

あ、忘れてたけど、謹賀新年。

でな、ビックリしてん。いや、謹賀新年やなしに、キレ味生にやで。
前からサントリーの飲みもんは、(特にビール系)はあんまり好みやなかったんやけど、
これは久しぶりにきたわ。

1缶飲みきれへん。残ってもうたわ。

はぁ、これやったら素直に端麗でも買うといたら良かった。

とりあえず何か書かなあかんと思ってたんやけど、新年の初っ端がこんな内容では先が思いやられるわ…。

まぁ、本年もよろしく。

05/12/25 (日) よる

☆ 最初は読めなかったなぁ ☆

フィギュアスケート全日本選手権の、女子シングルはおいらの予想通り村主章枝が制した。
結果がわかってから予想通りとか書いても何の信憑性も無いけれど、昨日のSPの結果を見てから確信していた。
彼女なら必ずやってくれるだろうと思ったが、まさしくその通りになり、見事にトリノの切符も手中に収めた。
ずっと思っていたことだが、村主恐るべしである。

女子のフィギュアといえば、最近はずっと安藤と浅田真央にスポットが当たり、荒川や村主といった本来の実力者がともすれば忘れられがちになっている感があったが、今日の全日本選手権の結果が、現時点での真の実力通りなのではないかと思う。

彼女を知ったのはいつだったかもう忘れてしまったけれど、最初はあの名字が読めなくて、なかなか覚えられなかった。
だが彼女のスケートを見ているうちに、いつの間にか引き込まれるようになり、個人的には現時点でbPだと思っていたので、今回の結果はとても嬉しい。

本当に地味な選手で、安藤の4回転や真央のトリプルアクセルのような飛び道具も持っていない。
しかしフィギュアは、ジャンプだけで決まる競技ではない。ジャンプにしても回転数よりは成功率と安定感の方が重要だ。
技術と同様に評価されるべき芸術性のおいては、村主は図抜けているように思う。
彼女の滑りの優雅さと表現力は、本当に訴求力が高く、凄みさえ感じられる。
何と言っても特筆すべきは、ここ一番の勝負がかかったときの集中力の高さと勝負強さ。この精神力は半端じゃない。
だからこその今日の結果なのだが、荒川と共にぜひ村主にはトリノに行って欲しいと思っていたのが叶って良かった。

安藤に関しては微妙なところだ。過去に稼いでいたポイントが高かったため選ばれたものの、正直現時点での実力は中野以下だと思う。フリーの演目の完成度があまりに低い。そもそも選曲からして疑問だ。
中野は悔しかったに違いない。ここ何試合かでの安定感の高さは、もっともっと評価されるべきだし、村主にも通ずる勝負強さが感じられるので、彼女が選ばれたとしてもトリノでそれなりの結果を出してくれたと思うのだが。

安藤にはぜひトリノで4回転にチャレンジして欲しいと思う。ダメもとでいいから。
今の安藤では4回転なしでは、勝負にならないだろうし。

05/12/19 (月) よる

☆ 何新幹線? ☆

日本列島が記録的な大雪に見舞われた今朝、山陽新幹線に乗って東京に移動しました。
窓の外に雪が降り出したのは京都駅でした。京都駅を出ると、だんだんと景色が白くなっていき、滋賀に入るともう大雪。
自分が乗っているのが上越新幹線じゃないかと勘違いするような風景が広がっていました。
名神高速道路は、米原辺りで上下線通行止めになっていたのか、トラックとバスの駐車場状態。
雪が多いところとはいえ、こんな大雪は初めてみました。
当然、新幹線はずっと徐行です。
そんなこんなで名古屋に着いてもまだ真っ白。京都から名古屋までで1時間近く余計にかかりました。
名古屋を過ぎてからやっと雪が少なくなり、やがて無くなりました。
普段ならのぞみは通過する豊橋駅に臨時停車したのは、車台の下部についた雪を落とすためとのこと。
結局品川に着いたときには70分以上の遅れになっていました。

それにしても静岡あたりでは天気が良くなり、富士山も綺麗に見えていて、その富士山の冠雪は2週間前に見たときより少なかったのが不思議でした。東京も良く晴れてたし、さっき見てきた雪景色が嘘のよう。
狭い日本とはいえ、それなりの距離があるんだなぁと改めて思った次第。

あの名神高速道路にうずくまるように止まっていた車列のドライバーさん達は、その後どうなったのかなぁ…?

05/12/15 (木) まだ夜中

☆ 明るすぎない? ☆

それは仕事帰りに、旧甲州街道を東に向かって歩いているときのことでございました。
時刻は0時30分頃だったでしょうか。
夜空に長く尾を引く流星が見えたのでございます。
それはそれは美しゅうございました。
あれほどの長さと明るさのものは、なかなかお目にかかれるものではございません。

ちょうど今頃は、双子座流星群が見頃なのでございます。
ただ、なにぶんここいらは街の明かりが深夜でも煌々としておりますし、月もあかるいのであまり良い条件とは言えません。
ともかくこのあたりの街は、細い路地にも街灯がびっしりと立ってまして、それはそれは明るいのでございます。
先ほどの旧甲州街道など、たいした交通量でもないのにヘッドライトなしでも車で走れるほどの明るさです。
なんでこんなに明るいんでございましょうか?

犯罪の抑止、防止という点においては確かに、悪いことじゃぁ無いのかもしれません。
でも、あんなに明るくしなくてもねぇ…。
半分の光量で十分でしょうに。
12時すぎたら一本おきに消すとかできないんでしょうかね?
なんだか無駄なような気がいたします。

何より、せっかく澄み切った冬の夜空が台無しじゃないですか…。

05/11/28 (月) よる

☆ 名誉挽回? ☆

お昼休み。客先で一緒に仕事している人についていき、着いたところは昨日のあのチェーン店の系列店だった。
ちょっと嫌な感じがしたが、別の店だしまぁいいかと店の中に入った。

やっぱりおいらの記憶は間違っていなかったようで、今日の店では前金での支払いではなく、すぐに空席に案内された。
時間帯も違うし、客層も違うとはいえ、店の中は静かで落ち着いていた。
ゆっくりとメニューを選んで注文。
料理の待ち時間も昨日のように長くは無かった。
食べ終わらなくてもお茶を持ってきてくれたし、連れの一人がお代わりを頼んだら全員分のお茶を持ってきてくれたし、サービスに
これといって不満は感じなかった。

今日は落ち着いて食べられたので、ちゃんと牡蠣フライ定食の味がした。当たり前だけれど…。

昨日のあの店の酷さはいったい何だったんだろう?
もう二度とこのチェーン店には行く気はなかったけど、今日の店だったら、また食べに来てもいいかな。

このチェーン店って当たりはずれがあるんだってことは勉強になったよ。


05/11/27 (日) よる

☆ サービスって何だろうね? ☆

晩ご飯を食べようと思い、定食屋のチェーン店としては有名な店に入った。
おいらの記憶では、以前は店員がオーダーを取りに来てくれたはず。しかしその店だけなのか、システムが変わったのかレジで前金を払うようになっていた。
そのこと自体は別にどっちでも構わない。わざわざレジで注文しなくても、他店のように食券方式でも良いと思う。

夕食時にはまだ少し早かったが、店内は7割方埋まっていた。レジの前には10名くらいの待ち行列ができていた。
店の外にもメニューがおいてあるのだが、レジの前まできてから何を食べようか悩んでいる様子で、なかなか進まなかった。

やっとこさ自分の番が来て注文する。カウンター席にどうぞと言われて空席を探して座る。

レジの前は15名くらいが囲める大きなテーブルのカウンター席があるのだが、待ち行列はそのカウンター席のすぐ後ろに伸びていた。自分が食べている後ろでこんな風に並ばれたら嫌だなぁと思ったが、一人の客はそのカウンター席になってしまうようで、案の定、その待ち行列の客を背にして座ることになった。

周りの客を見渡すと、まだオーダーが届いていない客の前に水の入ったコップがあった。
一瞬セルフサービスなのかと思って見回したが、そうではなく店員がサーブしているようだった。
おいらのところに水が届くまで5分以上は待っただろう。
別に水が飲みたい訳じゃなかったが、その時点で既に店の印象がかなり悪くなっていたことは否めない。
待ち行列の客の中で、小さな子供が席の周りをうろうろするのも落ち着かなかった。
とっとと食べてここを立ち去りたいなぁと、食べる前から憂鬱な気分になっていった。

が、遅いのは水だけじゃなく、料理が出てくるのも遅かった。
こんなに待たされる定食屋は記憶に無い。生姜焼き定食が出てくるのに20分近く待たされるなんて…。

もう生姜焼きの味なんてどうでも良かった。というよりも味がわからなかった。
ただただ早く食べ終えたくて口に運ぶ。
待ち行列を背中にして食べるのは、想像以上に落ち着かないものだった。
この店を選んだことを後悔していた。

やっと食べ終えたとき、タイミングを見計らったように店員が熱いお茶を持ってきた。

「熱いのでお気を付けください。」

マニュアル通りのセリフだが、妙に腹が立った。
そんなところに気を遣うよりももっと、改善すべき点が山のようにあるんじゃないの?

何が客にとって本当のサービスなのかが、何にも考えられていない店だった。
壁に絵が何枚も飾られ、観葉植物が置かれていて、内装も小綺麗でおしゃれ。
メニューも豊富で、味もそこそこ悪くないのだろう。

だが、このレイアウトをデザインした奴は、レジ前に待ち行列ができることなど一切考えてなかったのだろう。
おしゃれではあるが、デザインのためのデッドスペースが多くて、間が抜けたものだった。
店員もマニュアル通りのことしかできない。店内の様子に目配りをする人間がいない。

すっと座れて、すぐに料理が出てくる店で、それなりの味で、ここより落ち着いて食べられる店はいくらでもある。
こんな店二度と来るか!


05/11/25 (金) よる

☆ 20年後のお楽しみ ☆ 

自民党の税調がタバコの増税を目論んでいるらしい。1本10円で、1箱200円の値上げになるとか…?

もし実施されたら喫煙者にとっては辛いだろうなぁ…。
幸いなことに、おいらはほんの出来心から、今年の夏についうっかり(?)タバコをやめてしまったので、もはや無関係な話だが。

本当にやめられるかどうかは別にして、禁煙を試みる人は増えるかもしれないね。

おいらの場合は、とても簡単だった。
いつも1カートンずつタバコを買っていたのだが、ある日、

(この残りの箱を吸い終わったらやめよう。)

と決意して、本当に全部吸い終わってから、二度とタバコを買わないようにした。

ただそれだけのこと。

ニコチンガムも、禁煙パイポも、何にも必要なかったし、禁断症状も何にも無かった。

笑っちゃうくらいあっけなくて、自分でも肩すかしを食らった感じで、何でこんなに簡単なんだろうと不思議だったが、実際にそれ以来1本も吸っていないし、吸いたいとも思わない。

今では、喫煙者が喫煙室から帰ってきて近くに来ると、臭いなぁと嫌悪感を覚えるほどになってしまった。

20年吸ってきて、こんなに簡単にやめられるんだから、ニコチンの禁断症状なんてたかがしれているのだろう。


ちなみにおいらは、禁煙をしたとは思っていない。
禁煙という言葉は間違っていると思うし、大嫌いだから。
自分に何かを禁じると考えるから「我慢」とか「苦しい」とかにつながるわけで、辛い作業に思えるんだと思う。
タバコをやめることは、「我慢しなくてすむ」ようになることで、「楽しいこと」なのだから。

喫煙者にとって何が辛いかと言えば、タバコを吸える場所や時間が、とても限られてきていて、我慢する場面がどんどん増えていること。でも、吸わなくなれば、その「我慢」が一切必要なくなる。こんなに精神的に楽なことは無い。
吸えないことにイライラしなくて済むようになるんだから。

タバコ代も節約できるし、部屋も汚れないし、良いことずくめ。

やめて唯一残念なことといえば、おいらがやめた後で発売された、タバコの新銘柄が味見できないことくらい…。
Marlboroの銀色のパッケージはちょっと惹かれるんだけどなぁ、吸わないのに買っても仕方がない。
1箱くらいいいじゃんとも思うが、1本吸ったら、もう何の意味もなくなるので、吸う気はさらさら無い。

ただ「禁煙」ではなく、20年吸った分に見合う「20年間の休煙」のつもりなので、20年後にその気があれば、また吸おうと思っている。

今、吸わないでいられるのは、その20年後の一服の味が楽しみでしょうがないからなのかもしれない。

もっとも20年後にタバコを売っているかどうかは怪しいし、売っていたとして1箱いくらになっているのか考えると恐ろしいが…

05/11/12 (土) よる

☆ 木枯らし1号が吹きました ☆

買い物の途中、歩き回ってのどが渇いたので、ビルの狭い階段を上った2階にある珈琲専門店に入った。
カウンターに置かれていたメニューを見て、目が点になってしまった。
珈琲がどれも800円。
一番高いものは1300円。
飲みましたよ。キリマンジャロ。800円でした。
確かに美味しかったですけどね。
今まで飲んだ珈琲で一番高かったかもしれない。
5人くらいが座れるカウンターと、小さなテーブル席が2つしかない4畳半くらいの広さの店でしたが、静かだし禁煙だし、雰囲気はとっても良かったんですよ。
でもなぁ、やっぱり800円は高いわ。
いくら渋谷でもねぇ…。


History v1.32 [Shigeto Nakazawa]